月: 2022年3月

我が祖国も「千年の奴隷」の民か

 今回のウクライナの件でもそうだが、専門家ほど先行きを読み誤った感じがする(マスコミのロシア叩きの大合唱は論外として)。そうなった理由は、おそらくまだ表ざたになっていない事前の伏流水の存在があり、それはいずれ指摘されるはずだ。とはいえ、これからの趨勢はじりじりと専門家の分析判断の線に後退していくはず、と私は考えている。彼らは後追いは得意なのだ。

「ロシア文学者を「絶望」させたプーチン氏の「最後の夢」」(https://mainichi.jp/articles/20220311/k00/00m/030/358000c

「「強権の中での自由」:プーチン氏を生んだロシアの土壌」(https://mainichi.jp/articles/20220312/k00/00m/030/162000c

 ロシア文学者の亀山郁夫氏の所説にしたがうと、おそらくニュアンスの違いはあっても、ロシア人と中国人、それにあろうことか日本人のメンタリティーも「強権の中での自由」を求め、「千年の奴隷」に囚われた民といえるように、私には思える。否、地球上を俯瞰してみれば、欧米的な「集団から出て個人になった時の自由」をスローガン的に標榜する(そう公言しているだけで、実は実現されているわけではないのだが)ほうが少数派ではないかとすら言えそうだ。

 ま、いずれにせよ、ベクトルが行きすぎると反動が起こるのが自然界の常であるには違いない。

 こんなことを考えていたら、偶然こんなコメントも見つけてしまった。「世界人口の71%が「独裁に分類される国に住む」という衝撃」(https://news.yahoo.co.jp/byline/nishiokashoji/20220308-00285498)。掲載地図をちょっと見ただけで、これで民主主義側とされる薄青については大甘の算定であることは明らかでは(群青色のアメリカだって不正選挙が言われている始末なので、なにをか言わんや)。それなりに衝撃的なのでここに無断転載し、諸氏の覚醒を促す。

 そして、以下のような私見に近い発想もようやく出だした。ま、こういった国際把握感覚あたりがまともと思えるのだが。

 島田久仁彦「プーチンを煽りウクライナ侵攻させた“真犯人”は誰か?炙り出された悪魔の構図」(https://www.mag2.com/p/news/531017)

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今日は東京大空襲記念日だが:冷静な分析こそ必要

 平和ボケの延長でヒステリックにわめいても問題は解決しない。事実を冷徹に分析する態度こそ肝要なのに、えせ専門家たちが常軌を逸した言動に終始しているマスコミ報道は、民族的宿痾か。

 ちなみに3/10は東京大空襲の記念日。このアメリカによる歴然とした非戦闘員無差別大虐殺を忘れてはいけないのだが、例年に比べてその報道が非常に薄いのは、・・・理由は明白だよね。しかし、これでいいのか。

 明日3/11は東日本大地震による原発記念日だが、同様に片隅においやられるのだろうか。

 アメリカは、核保有国に対してこれまで戦争をしかけたことはないし、これからもありえない、だから、中共やロシアの侵攻に対して、同盟国日本はいざとなったら見捨てられてしまう、という田中均氏の分析は秀逸である。

田中均「ウクライナ問題を解決できるのか 国際秩序は崩れゆくのか」(https://mainichi.jp/premier/politics/articles/20220308/pol/00m/010/011000c?cx_fm=mailhiru&cx_ml=article&cx_mdate=20220309)

田中宇「ロシアは意外と負けてない(2)」(https://tanakanews.com/220304russia.htm)

田中宇「優勢なロシア、行き詰まる米欧、多極化する世界 」(https://tanakanews.com/220309russia.htm

 こんな裏話も暴露されている。

新恭「鈴木外務副大臣の対ウクライナ姿勢にのぞく“親プーチン”の系譜」(https://mail.nifty.com/mailer/pro/mailview.html)

 どうやら彼女の父親も同見解らしい。

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帰省のよすがに

 ずっと以前から広島に帰省したときの私の楽しみは、小イワシの刺身と、広島駅新幹線ホームの13,14番に出店していた立ち食いうどんであった(私はそこでもっぱら「たまごうどん」を注文する:駅内の他のうどん屋は全然お呼びでない)。そして、私が実家に帰り着くと母はどんぶり一杯の小イワシを「しごうして」(さばいて:具体的には三枚におろして)出してくれていたものだ。これにどろっとした西日本特有の刺身醤油と生姜をつけて食する。なんども流水ですすいでいるのに残っている苦みが新鮮さの証し、故郷の味である。それがいつの間にか禁漁時期が決まっていたりして、とにかくめったに口にすることできなくなってしまい、近所のスーパーに出てもたいていは地元産でなくなっている(料理屋ではメニューにあっても刺身はないのだ:なぜか丸ごとの天ぷらはある)。以下の写真は2010年ごろのもので、当時でも山口産より90円高かった。

私はこれを2パック買って帰る

 そのうえここ二年はコロナ騒ぎで、プラットホームでうどんを食べようにもずーーと店が閉められていて、昨年とうとうあろうことか店が弁当屋に変わってしまっていて、あれれという次第。あとから下のみやげ物売り場の待合室の奥まった一画に普通の店舗として開店していることを知ったのだが、相変わらずのコロナ騒ぎで閉店になっていたり、開いていても閉店時間が18時だったりで、これまでなかなか食せなかったのだが、年末の帰郷したときの帰り道で寄って試食しての味は変わっていない感じだが、プラットホームでかき込む風情が失われてしまったのはなぜか残念。以前、この腰のない柔らかいうどんはどこ製なの?と店のおばちゃんに聞いたときに、おばちゃんがくれた包装プラに「第一食品工業株式会社」の「ゆでうどん」と書かれてあった。

 この柔らかさが私にとって故郷の味である。かつて住んでいた津山の「福吉屋」のそれにも通じていて、なつかしい。

いつもはイナリを加えて注文するのだが、自販機で押し間違えてにぎりになってしまった。

 これまで唐辛子を自分でかなり大目にかけていたのだが、御時世で一人分のパックが添えられてきて、これじゃ足らないので「もひとつください」と言ってもらったのだが、それでもやっぱ足らんかった。

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古代ローマ、家内奴隷はどこで寝ていたか

 2021/11/8にポンペイ郊外のCivita Giulianaの別荘villaから奴隷が居住したとおぼしき区画が出土した件を報告した際に、私は多少の疑義を匂わせておいた。

 それは以前、九大の堀先生から、さてあれはオスティアでだったかポンペイだったか、「あの壁の凹みは何ですか」と聞いた私に、「あそこに家内奴隷が寝ていたのです」とお答えいただいたことがあったからだ。たまたまその写真に遭遇したので、忘れないうちにここに表示しておく。

 写真の場所はポンペイ「百年祭の邸宅」の一画である。部屋の隅にこういう凹みがときどき見つかるのだが、ここに奴隷がむしろでも敷いて寝ていて、起きたらそのむしろを畳んで置いていたのだろう、というわけ。ご主人様の傍にいていつでもご主人様のご要望(小便したいから尿瓶もってこい、喉かわいたから水もってこい・・・)に対応すべく、ま、ペットの愛犬並の扱いだったと思えばいいのかもしれない。もちろん、奴隷の皆が皆、というわけではなくご主人様一家の身の回りのお世話をする下男・下女役に限ってのことで、他はさてどうしていたのやら。台所の上に作られ物置の役を果たしていた中二階や納屋などでのごろ寝だったと思われる。

 ところで、この壁下の空間の狭さからも、家内奴隷のこういう役回りに子供が重用されていたことが立証されるかも知れない、と思ってしまう私がいる。

 成人して扱いにくくなった男子奴隷は、より苛酷な農業奴隷や鉱山奴隷として売り払われ、そこで鎖でつながれて納屋の中に閉じ込められていたはずである。

【追記】私がかなり信頼しているアルベルト・アンジェラ『古代ローマ人の24時間』を読み直していたら、彼も奴隷がどこで寝ていたかに付言していた。文庫版のp.42:邸宅domusは奴隷を平均5〜12名抱えていたが、彼らは、「めいめいの部屋をあてがわれることはなく廊下や調理場で眠るか、あるいは小部屋で折り重なるようにして眠る。そして、もっとも信頼されている奴隷は、主人(ドミヌス)の寝室の前の床で眠るのだ。ちょうど忠実な犬が飼い主の足元で眠るように」と。わたしはそれをご主人様の「寝室内の壁際の床」のほうがいいのではと考えるわけである。

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イギリス高速鉄道工事現場から古代ローマの大墓地発見

 2022/2/5発:HS2の考古学プログラムの一環として、考古学者がエールズベリー Aylesbury 近郊のフリート・マーストン Fleet Marston(HS2が2018年からロンドン-バーミンガム間で調査した100以上の考古学的遺跡の一つ)でローマ時代の埋葬地を発掘し、2千年前のローマ時代の英国の生活について以前に増してより深い発見に出会えた。

 出土した数々の生活遺物には今は触れないにしても(以下参照、

https://www.buckinghamshirelive.com/news/buckinghamshire-news/gallery/hs2-dig-aylesbury-fleet-marston-6604938)、400体以上の遺体が掘り起こされ、うち約10%が首を切られており、そのうちの数体は頭部が足の間や足の横に置かれていて、俄然注目された。

発掘現場
左、断頭され両足の間に置かれた例       右、普通の埋葬例

 私の知っているこれまでの事例でもなぜかイギリスでは、ローマ時代後期の埋葬で断頭は「ごく普通」であったが、同時にそれは「犯罪者または追放された人々」の遺体であることを示唆している、とされている。

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久々にトイレ噺:室内用便器、実証される

 このような素朴な素焼きのテラコッタ容器は、古代においてごくありふれているもので、これまでほとんど穀物などの貯蔵用と安直に判断されてきた。上掲は、シチリア島のど真ん中のGeraceの古代ローマ時代の別荘跡で2019年に見つかった5世紀頃のもの(高さ31.8センチ、縁の直径34センチ)で、上記写真左は出土時の状況、右はそれを修復・整形したもの。

右写真の左下の赤丸が発掘地点:たぶん写真に写っていない左隣りがトイレかと 

 それの出土場所がトイレ近くだったことにケンブリッジ大学の研究チームが注目して、容器の内側にへばりついていた鉱物性付着物を調査したら、そこから腸管寄生虫の鞭毛虫の卵が確認された。

左、容器内側   右、発見された寄生虫の卵

こうして1500年前のテラコッタ製容器で排便(もちろん排尿も)していたことが今回初めて実証されたわけである。おそらくこのテラコッタ容器は室内に持ち込まれ、強度の関係もあって直接跨がってというよりも、下図のような穴の開いた箱か椅子の下に置いて使用されていたのであろう。いわば室内便器chamberpotであった。後始末はいうまでもなく奴隷の仕事で、汚物を棄て、水洗いして、倉庫に入れて次の使用のために準備されていたものが今回発掘されたわけなのであろう。

 これにより、これまで単純に貯蔵用と考えられて処理されてきたテラコッタ容器に、室内便器だった可能性も出てきたことを、私は高く評価したい。

 以下参照:Sophie Rabinow et al., Using Parasite Analysis to Identify Ancient Chamber Pots: An Example of the 5th Century CE from Gerace, Sicily, Italy, Journal of Archaeological Science, February 2022:DOI: 10.1016/j.jasrep.2022.103349

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世界キリスト教情報第1624信:2022/3/7

=目 次=

▼教皇「戦争は狂気、ウクライナに人道支援を」
▼ウクライナの人々に、教皇の支援物資
▼ウクライナのため平和懇願=ローマ教皇説教、ミサで読み上げ
▼ウクライナ大統領が飛行禁止区域の設定拒否でNATOを非難
▼スイス、ウクライナへの支援広がる

 今日は、4番目を紹介する。

◎ウクライナ大統領が飛行禁止区域の設定拒否でNATOを非難

【CJC】ウクライナのゼレンスキー大統領は3月4日遅く、北大西洋条約機構(NATO)が同国上空での飛行禁止区域の設定を拒否したことを非難した。米メディア「CNN」が報じた。

 同大統領は、フェイスブックで、NATOはウクライナ上空をカバーしない決定を意図的に下したと指摘。「NATO諸国はウクライナ上空を閉鎖すれば、NATOに対するロシアの直接侵略を誘発することになるとの言説をつくりだした。これは我々の何倍も強力な武器を持ちながら、内面が弱く不安定な者による自己催眠だ」と述べた。

 一方で同大統領は、ウクライナへの支援を表明したNATO加盟国に対しては感謝の意を示した。

 ブリンケン米国務長官はこれに先立ち、米国やNATO同盟国がウクライナ上空に飛行禁止区域を設定すれば、「欧州での全面戦争」につながりかねないと指摘していた。□
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今どきのマスコミは、正規軍と民兵・自警団・傭兵の区別もつかないらしい

 田中宇氏の論説で、少なくともそれを区別していることだけは正しい。

 https://tanakanews.com/220304russia.htm

 国同士が交渉をしようとしていても、民兵どもは勝手な軍事行動をするのはいつものことだ。それが正規軍の作戦を混乱させる場合も多い。また政府のほうはそれを利用して状況や交渉ごとを自分に有利にする傾向があるのも事実だ。

 住民を楯にして戦闘するのは、市街戦においては民兵どものみならず正規軍でも常套手段である。しかも旧日本軍同様、本来自国住民を守るはずの軍隊が、守るべき住民を犠牲にして流血を強いている現実もいつも見られる風景で無視しがたい、はずなのだ。

しかし、アメリカだってそこら中で偽情報発信してきた前歴あるのに(ベトナム、イラン、アフガン・・・)、なぜか触れられる事が少ないのはやはり問題だ。みなさん、よろず健忘症のようで。

 一流新聞が未だ「原発攻撃」などと事実無根を書いているが、これも実際には「原発制圧」にすぎないわけで。それすら大問題だと仰る分には、原発はこういった事態を想定しての設立であるべきなのでは、とお答えしたい。そもそも私はかつて20年前のアメリカのツインタワー航空機突入を「なんでそんなばかなことを。本気で自爆テロをやるなら、原発狙えば東海岸壊滅でしょうに」と言った口なので、今さらの感がある。

 日テレの「深層NEWS」によると、ようやくアメリカが昨年から相当量の対戦車砲や市街戦用武器をウクライナに持ち込んでいたこと(もちろん現在も陰に陽に「支援」している)が明らかになってきているようだ。それが抑止力となるのか、相手を刺激してさらに予期せぬ”暴走”を生じることになるのか、いずれにせよ代理戦争特有の危うい綱渡りに違いない。

 なんとまあ、詐欺目的のニセ動画投稿の横行が、単純な平和論者の懐をねらっている現実もある。これもまたフェイクなのだから始末が悪いが、こういう報道はなぜか流されない。

https://mainichi.jp/articles/20220307/k00/00m/020/228000c?cx_fm=mailhiru&cx_ml=article&cx_mdate=20220308

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世界キリスト教情報第1623信:2022/2/28

=目 次=
▼「世界の運命を握る者は戦争の恐怖を避けるべき」とパロリン枢機卿
▼ウクライナでの戦争に、教皇がロシア大使館を訪れ憂慮を表明
▼教皇、ウクライナのゼレンスキー大統領に電話
▼教皇のマルタ司牧訪問4月2~3日に
▼教皇、膝の痛みでフィレンツェでの集いと灰の水曜日儀式参加せず
▼中国が共産党大会前に宗教統制、ネット布教の制限強化

 今回配信が遅れたのは「ウクライナ情勢錯綜のせい」と但し書きされていた。さもありなん。今回はそれ関係の三通を紹介する。

◎「世界の運命を握る者は戦争の恐怖を避けるべき」とパロリン枢機卿
【CJC】ウクライナにおける危機が戦いに発展した日、バチカンの国務長官ピエトロ・パロリン枢機卿は「まだ努力と協議の余地はある」とバチカンのメディアに対し次のように声明した。

 ウクライナにおける危機の今日の展開を前に、昨日教皇フランシスコが一般謁見の終わりに述べた言葉がいっそうはっきりと、悲しみを帯びて浮かび上がってくる。

 教皇はこの席で「深い悲しみ」と「苦悩と不安」を表明した。そして、教皇
は、関係するすべて当事者たちに「人々の苦しみを増し」「国家間の共存を破壊し」「国際法を軽んじる」あらゆる行動を控えるよう呼びかけた。それは、ウクライナの領土でのロシアの軍事行動が開始された今、劇的な状況における急務の呼びかけとなっている。

 皆が憂慮していた悲劇的な展開が、残念ながら現実になろうとしている。しかし、まだ努力の時間はあり、協議の余地はある。まだ、知恵を用いて一部の利害を優先させることを防ぎ、皆の正当な願いを守り、世界を戦争の狂気と恐怖から免れさせることはできる。

 わたしたちキリスト者は、世界の運命を握る人たちの良心の光に対する希望を失ってはならない。そして、祈り続け、断食をしよう。わたしたちは来たる「灰の水曜日」にウクライナと全世界の平和のために祈りと断食を行う。□

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◎ウクライナでの戦争に、教皇がロシア大使館を訪れ憂慮を表明
【CJC】教皇フランシスコは2月25日午前、バチカン前のコンチリアツィオーネ通りにある、駐バチカン・ロシア大使館を訪れ、ウクライナにおける戦争に憂慮を表明した。教皇が、自ら外国大使館を訪れるのは異例のこと。

 バチカンのマッテオ・ブルーニ広報局長の声明によれば、教皇の駐バチカン・ロシア大使館訪問は30分以上に渡った。教皇はこの訪問を通し、ウクライナでの戦争に対するご自身の憂慮を伝えることを望まれたという。

 教皇は、2月23日、水曜日恒例の一般謁見の席でも、ウクライナをめぐる状況に深い悲しみを表明。この席で、3月2日の「灰の水曜日」を平和のための祈りと断食の日とするよう呼びかけている。□

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◎教皇、ウクライナのゼレンスキー大統領に電話
【CJC】教皇フランシスコは2月26日、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領に電話し、ウクライナにおける戦争に深い悲しみを表した。ゼレンスキー大統領は、教皇の平和への祈りに感謝し、ウクライナ国民は教皇の「精神的支え」を感じている、と述べた。

 バチカンのマッテオ・ブルーニ広報局長によれば、教皇とゼレンスキー大統領と電話は、ウクライナからの戦争の劇的なニュースが相次ぎ、キエフで市街戦が行われている中に行われた。

 駐バチカン・ウクライナ大使館はツィートで、教皇がこの電話を通し「わたしたちの国で起きている悲劇的な出来事のために、深い悲しみ」を表したことを伝えた。

 また、ゼレンスキー大統領も、自身のツィートで、「教皇がウクライナの平和と停戦のために祈ってくれたことに感謝した。ウクライナ国民は教皇の精神的支えを感じている」と述べた。

 同日、教皇も「イエスは、暴力の悪魔的な無分別さに対して、神の武器、すなわち、祈りと断食をもって答えることを教えた。平和の元后が、世界を戦争の狂気から守ってくださいますように」と、ウクライナ語とロシア語を通してツィートしている。□
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