他人からみると、常軌の沙汰とは思えない日々を送っている身にしては元気なのである。
連日午前様で明け方寝て、昼前に起きて、でも寝たりないのだろう、始終テレビの前でうとうととして、三食きちんと食べてる上に、お腹に物を入れると寝むたくなる、眠れると言う理屈で、寝る前の明け方にまた食べちゃったり。
これで能率が上がっているのかどうかは不明であるが、まあリタイアしてるので、もはや時間に捕らわれることもなく、というのは実際にはウソで、隔週や月1のカルチャーの準備ではやっぱり切羽詰まってやってるわけだが、とはいえ宮仕え特有の雑務や無用な会議とかはないので、気分的にはストレスレスなしなのが大きいのだろう、至極調子がいいのである。
とはいえ、肉体的老化は着実である。ひがなパソコンの前に座っているので、運動不足なので足腰が弱っているのは当然として、私の場合、やっぱり目の疲労が一番で、このところ急速に遠近の調節機能が退化した実感あり。ロート製薬の錠剤なんか増量して飲んでも全然効果ないので、溜まってきたときに信販カードでの未支払い通知が届いたが、これ幸いと、放っておく気になっている。
まあそれに追従して他の感覚器官の衰えは進んでいるはず。妻は聴覚の衰えがめだつが、私の場合はたぶん嗅覚かな。「風呂に入れ」と時々嫁さんに言われてしまっている。年取って耳の裏がねっとりしてるのに気づくようになって…。
あとは、なぜか右手の人指し指が痛い。痛風的な痛さなではあるが、それでなくとも痛風の薬を飲んでいるのだが、たぶんそれとは原因が違うのではないかと素人判断している。
定期的に近所の整形外科に行っているのは痛風とかコルステロールやガンマGTなんかの薬もらうためだが、それ以外に右足首の捻れの痛みがあって、まあダメ元で湿布をもらっているが、これらはもう持病みたいなものである。
しかしこの夏のイタリアで、膝の屈伸が不自由なのは問題だなと感じて、気休め程度の気持ちでインターネットでやたら宣伝していた皮膚から吸収するという触れ込みのヒアロエイドの絆創膏を3か月分もいっぺんに買ってときどき貼っているのだが、これが意外にいいようだ。なぜかこれまでに較べてすたすた歩けるようになっているし、階段やエレベーターでも歩いてみようという意欲が湧き上がるときがあるのだ。これが本物だったら、シジミ習慣以来の私的にはヒット健康薬ということになる。
今日試しに体重計に乗ってみたら、84.1kgだった。イタリアに行って4kg減量したのに、あと2kgで渡航前に戻ってしまうが、やっぱり80kgを切りたいものだ。