① 渋谷の公園に最近オープンした透明トイレ:施錠をすると見えなくなる仕組みとのこと(https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2008/21/news120.html)。夜だと街灯がわりにもなる、と書いてあるが、でも変な見物人や路上生活者が集まってきそうで、どうかな。ちょっと心配。
② オランダ内陸のネイメーヘンでの発掘されたトイレの模式図が,地域柄木造でおもしろかったので、とりあえず掲載しておきます。構造的に汚水枡まで考慮されていてリッパ。そのあとどうなるのか気になったが、くみ出しなのであろうか。Harry Van Enckevort et Elly N. A. Heirbaut,Nijmegen, from Oppidum Batavorum to Ulpia Noviomagus, civitas of the Batavi: two successive civitas-capitals, Gallia, 72.11, 2015, 285-298.
戦勝国側で一番明確なのは戦艦ミズーリ上での降伏調印式をもって9/2を「VJデー」(対日戦勝記念日)としているアメリカであるが、8/15以後も戦闘を継続していた旧ソ連や、蒋介石と内戦中だった中華人民共和国にとって、対日勝利日はそう簡単でない複雑な事情があった(https://toyokeizai.net/articles/-/80286)。同じ敗戦国ドイツでは「戦争終結」Kriegsendeや「敗戦」Niederlage im Kriegという言葉はあっても「終戦」を示す語はない上に、あとから「(ヒトラー体制からの)解放日」Befreiungという解釈も出てきているほどで(1975年シェール西ドイツ大統領、1985年フォン・ヴァイスゼッカー西ドイツ大統領演説、もちろん批判もあった:http://www.desk.c.u-tokyo.ac.jp/download/es_7_Saaler.pdf)、このあたり日独の認識の違いは興味深い。やはりドイツ人は大人なのだろうか。もう一つの同盟国(のはずの)イタリアは、なんと大戦末期のレジスタンス(実際はマフィアの功績か)のゆえに戦勝国と認められ、日独と差別化され国連の敵対条項の対象にすらなっていない。イタリア人はドイツ以上にもっと大人なのであ〜る(弱かったくせに)。