韓国カトリックのある活動:遅報(19)

 2017/4/21「ベトナム・ピエタ」像、済州島に建設される。

http://japan.hani.co.kr/arti/politics/27186.html;http://japan.hani.co.kr/arti/politics/27131.html

 かつて在ソウル日本大使館の敷地(そこには現在もう建物はなく更地となってしまったが)の前に、道を挟んで建てられた「慰安婦像」(製作者は「平和の少女像」と呼んでいる)が物議をかもしているが、他方で、どうやら韓国カトリック教会(とりわけ以下の修道会:フランシスコ小さな兄弟会;イエズス会の家もあるらしい:https://japanese.joins.com/JArticle/207953;http://www.jesuitsocialcenter-tokyo.com/?page_id=6142)が中心になって、自国の軍人がベトナムで行った行為に対して贖罪の立像「ベトナム・ピエタ」像を、済州島の聖フランシスコ平和センターに設置している。その製作者は奇しくも「平和の少女像」の製作者である。

右後ろの記念碑はこの運動に尽力した神父さんらしい

 日本では、こちらのほうはとんと知られていない。影響の広がりの大小もあるのかもしれないが、どうもはなはだしく報道の偏りがあるようだが、それでいいのか。韓国の民間レベルでの動きが正確に伝えられていない、否、意識的に無視されてきたようにさえ思う。名古屋での展覧会でも両方を展示していたら、こんなにもめなかったような気がする。というか、意図的に火をつけようという動きを感じざるを得ない。

http://fightforjustice.info/?page_id=4114
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