文化の違いでマスクへの感覚もちがってくる、というのは知っていたが、その理由が「得体の知れなさ」にあったとは。https://digital.asahi.com/articles/ASN2H3WJQN2GUHBI00R.html?iref=pc_rellink_06
私的感覚だと、マスクしていると、顔のアピールが目だけになり、美醜に関係なく、みなさん美男美女に見えていいなあ、とぼんやり思ってきた。
そういえば、サングラスかけた欧米人たちがどうもうさんくさく、犯罪者っぽく感じてきたなあ、と。得体の知れなさを日本人は目から判断するという指摘には納得。
【追伸】5/27 面白い指摘をみつけた。https://www.newsweekjapan.jp/reizei/2020/05/post-1165.php
トランプ大統領がマスクをしないのは、西部劇での銀行強盗がマスクをしていて、イメージ悪いから、だと。意外と説得力あるかも。
【補論】2021/12/6 再放送で見たNHK BSプレミアムでの「ヒューマニエンス」の「”顔” ヒトをつなぐ心の窓」で漫画家のヤマザキマリが言っていたが(こういう所が、私が塩野女史なんかとちがって、彼女を高く評価するところなのだ)、イタリアでは赤ちゃんが生まれると赤子に向かってとにかく色々な単語で「可愛いs caro(a)」とベタ褒めして話しかける、だから赤子は生後7か月もすると親の口元に意識を集中させるようになる、この点日本人は言葉ではなく目で愛情を伝えようとするから赤子は目に集中する、それが今に続いている、という番組の流れになっていて、納得。
以下は後日談になるが、こういうこともイタリアで聞いた記憶がある。この子供へのベタ褒めは、ずっと続く。それで、子供は自分が世界で一番「かわいい」存在だと思わされて成長するのだが、実際には成長するとそうではないという現実に直面して、悩み出すのだそうだ。
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