季節はめぐり・・・:パンブリアコーネ注文の時期がきた

 イタリアのクリスマス季節のドルチェの中でも、私はBONCI社のPanbriacone(酔っ払いのパネトーネ)が大好きである。これはパネトーネにパッシートワインをたっぷりしみこませたドルチェで、現役時代からゼミ生や事務方にもふるまってきて大好評だっただけでなく、我が家でとかく意見が相違する奥さまもご納得の逸品なのである。

 現在では450gしか輸入されなくなってしまったが、昔は800gの大きさも輸入されていて、現役時代はまあそれくらい量があっても1つでは足らなかったが、リタイア後は450gでもいいかという感じで一個頼んで(金欠という事情もあります)、毎年それで後悔して追加注文するもすでに売り切れ、という体験があり、先もないことだし、ここは畢生の一大決断をして今年は2箱先ほど発注したのでありんした。

 皆様も騙されたと思ってお試しあれ。

この写真じゃ普通のパサパサのパネトーネ風で、パッシート入りのしっとり感が出ていないのはどうしたことか

 実は、この時期、毎年注文しているものがもうひとつある。それは「西条柿」。勝手に、亡き母の故郷の広島県西条あたりの産地名だったんだろうなと思っているが、現在は鳥取や島根あたりで収穫されていて、これは渋柿なのだがビニール袋に包まれて届き、その中でドライアイスで渋抜きされてちょっとぐにゃとなったころ甘さが出てきて食すわけだが、当方耄碌が進んだようで、今年来た箱を開けてちらっと見てなんだか少ないな、大事に食べようと思ったのはいい心がけだったのだが、実は2段になっていて、下の存在に気付いたときはすでにべちゃべちゃ状態となっていたので、冷凍もままならず・・・。

 我が嫁さんはベチャはお嫌いなので、まだ若干渋味の残っている届いたころのをお裾分けしたわけだが、さて10個ほど発掘したべちゃべちゃ、どう処理したモノか。私はゼリー状のベチャのほうが大好きだけど、一日2つ食しても追っつかないという仕儀に至っております。試しに寒天に入れてみたけど・・・そっちはあまり食欲わかないので、まだ食していませんが、さてさて・・・

最初は左のようなごく普通の柿ですが、右のようなベチャになると皮近かまでスプーンですくって食べるわけ

 こっちは干し柿もあるようですが、それは試したことはなく、私はもっぱら生食です。

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