新コロナの現状況から日本再生の可能性を探る

 日本では11月に入って新感染者数が全国でざっとみて300名(東京ではなんと30名)を切っている。この現状と第六?波襲来で怯えている欧米の落差はあまりに違いすぎる。特に日本では、どこかで感染者認定基準を厳しくしたように思えてならないほどの減少である。ないしはこれでは、最近のテレビドラマ「サバイバー」で有色人種だけに感染するヴィルスがテーマとなっているが、新コロナは白人だけに感染するヴィルスが中国あたりで開発されて、といったフィクションめいた着想すら浮かんでしまうわけだ。

 一説では、もともとマスクなど感染対策に従順に従う民族性の上に、ワクチンの効果が最大限出ているためで、このあとワクチン効果が薄れれば再度増加が予想されているようだ。

 こんなとき、またまたお騒がせの田中宇氏が一文を公表した。「効かないワクチンを強制して市民に反対される」(https://tanakanews.com/211123corona.htm)。私はいつもどおりに、氏の世界陰謀論を首肯する気にはならないのだが、たとえば、この騒ぎの最初頃は、このままだと今に「後進の」アフリカはひどいことになるはず、といった観測が大手を振ってまかり通っていたのだが、ワクチン接種率がいまだ決して高くないアフリカなのに、専門家たちもそんなことはすっかり忘れたふりをしているのはなぜ、と反問せざるを得ない私がいるのも確かなのだ。どこか、なにかがおかしい、と。

 まだ全体を見通すことができていないが、以下のような巨視的視点も必要と考える。但し、有料。

2021/11/15「エマニュエル・トッド大いに語る:コロナ、中国、日本の将来」(https://note.com/wedge_op/n/n8554d86661b6?magazine_key=m895924b3f09d)

 あえて思うのだが、このコロナ禍の後遺症に欧米がたゆたっている間に、どこが抜け出るのか、それは日本ではありえないのか、という妄想が私を襲うのである。千載一遇のチャンスかもなのであるが、たぶんもたもた見逃し、中国の後塵を拝するのが関の山だろうな。

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