広島の田舎パンのこと

 数年前、広島で「捨てないパン屋」を標榜して頑張っている「ブーランジェリー・ドリアン deRien」のことを偶然知った(https://derien.jp/)。材料を吟味して、注文販売に徹していて、週の半分しか稼働せず、それでも注文が多いと受付停止、それにまあ送料もそれなりにかかるので、よほどの思い込みないと東京住まいの身には続かないという難点有りだが、先日、嫁さんがパンの小麦粉は問題多いとつぶやいていたこともあって(そのくせ、ご自分はセブンイレブンの真っ白なフカフカ・パンを購入されてまして)、久々に頼んでみた。

 Pain de campagneの小2つとRye100一つを頼んだら、やっぱり最短は無理で10日後にどん!と届いた。それを冷蔵庫に入れて(我が家の冷蔵庫では、いささか持てあまし気味のカサである)、たんびに切って食して一週間、一食で嫁さん一切れ、俺頑張って3切れで、やっと1つを消化したところである。冷蔵庫で3週間かかっても大丈夫らしいむっちりパサパサの田舎パン。パン切ナイフを入れるたびに、どういうものかファン・ゴッホの「ジャガイモを食べる人びと」の暗く粗野な絵が思い出されてしまうのは、なぜ?

 でも、気のせいか便通が良くなったような気がするので、それ用のサプリメントと思えば送料も気にならないよね、と一応自らを納得させつつ。

 さっきHPに行ってみたら、全部「在庫切れです」の表示が。「現在ご注文が込み合っているため、一時的にご注文の受け付けを停止させていただきます」と。関連の本二冊までが「在庫切れです」なのには笑ってしまったが。

 10/3:注文の受付が再開されたようだ。本も両方とも購入可能。おやおや。

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