台風14号報道の顛末

 たまたま渦中の広島にいたのだが、何十年に一度(原爆投下一ヶ月後の枕崎台風を想起しているのだろう)の最大級の台風だの、大災害の可能性がありますだので、NHKを中心にマスコミがやたら扇情的な情報や画像を流しまくっていたが、まずは徹頭徹尾、私は無関係のほぼ正常の状況にありました。

 ちなみに、私の家は西広島駅から宮島方面の途中の西区にあります。強風も大雨もなく、普通に雨がまあばしゃばしゃと降っているな、という感じ。強風による横殴りの雨なんか、窓ガラスや防虫網のぬれ具合みても、そんなになかったようだ。

 そして9/19の午後3時半頃、ふと気づくといつしか雨もやんでいて、もちろん風はまったく吹いていない。そこで様子見をかねて傘も持たずとことこ近所のスーパーに行ってみたら、さすがにまだ買い物客は多くなかったし(というよりも数人しかいなかった:そのせいか冷房がやたら効いていて寒かった)、ごく少数の野菜の棚についてはちょっぴり品薄感あったけど、店は開いていたし、買い占めもなく、これは前日に確かめておいたのだが、近所のコンビニ2店は明日もやりますと言っていたので食いっぱぐれの恐れもなかったのだ。

 ほんと、最近の災害予報ではやたら大げさな報道ばかりで、結局、泰山鳴動、狼少年もどきの結果となっているようにしか思えない。東京での住まいは練馬だが、そこでもご同様に災害レベルの天気予報が当たったためしがない。全体に局地的な警報を区域全体に広げて報道するので、針小棒大情報となっている感じ。実際に被害を受けていた人たちには申し訳ないが、どうしてこんなに地域差が生じてしまうのか、私のような凡人には疑問である。

 で、一夜明けた9/20の朝の広島は文字通り台風一過の快晴で、気温は低くすこし肌寒いくらいの22度。一挙に秋に突入した感じあります。そしてテレビの天気予報では、今度は「乾燥注意報」だそうな。おいおいまたかよ。

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