「週刊朝日」休刊

 実は私には全然固執感はないのだが、2023年5月末日で「週刊朝日」が休刊となった、ことを知人からのメールで知った。休刊とはいえこれは事実上廃刊であろうが、101年の歴史に幕を下ろしたことになる。インターネット時代になって、週刊とか月刊はもとより、毎日発行されている新聞すら情報発信の速度に対応できなくなってきている現在である。

 私の人生にとってより身近だったのは、1959年発刊、1992/5/29に休刊した「朝日ジャーナル」のほうであったが。私はこれを大学入学間もなく、高校時代の同級生に「大学生になったらこれくらい読まんとな」と、丸めて持っていたそれを示されて、そんなもんかと思い、家で朝日新聞を購入していたので、母に願って定期購読し始めたのが1966年のいつごろだったろうか、最初は書いてあることがちんぷんかんぷんで、読者の投書欄くらいしか理解できなったが、徐々に読める記事が増えていき、さて、もう斬新な情報が載っていないなと思い出して講読をやめたのはいつごろだったのか。遅くとも就職して実家を離れた1978年までのことだったのか、それとも休刊までずっととっていたのか、今となっては記憶は曖昧だが、以降は週刊朝日を購入しだし、たぶん上京してからはそれもやめて、週刊新潮や週刊文春を時々買う用になったのではと思う。もはや人生で見るべきものはあらからみたというわけで、現在は床屋にいったとき、そこにあるのを見るくらいだったが、週刊大衆が遺産相続の件で特集していたのはえらく役にたった。

 こういう変化も時代の流れというか、私個人の考えの変化に即応していたのではないか、と思う。

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