孫娘は警報器

 朝起きてパソコンに向かっていたら、昼前になって起きてきた孫娘が「フロに入った?」と聞いたので、たぶん風呂に入りたいのだろうと思って「まだだけど、お先にどうぞ」といったら、鼻を押さえながら「ジジが臭う」と。

 要するに、私がくさかったのである。そんなに接近しないのにくさい臭いを感知するなんて、そんなにおれは臭うのかと。もっとも自分の臭いは本人にはわからないのが常であるが。ややあって何が臭っているのかと聞くと、頭を傾げながら「ニンニクかも」と。昨晩は土佐の鰹の叩きをたっぷりニンニクとネギをかけて一尾食したので、あああれかと。

こういった孫娘がときどき発する警報を私は歓迎している。以前、「自分は気にならないけど、人前では歯をシーハーするのは気をつけた方がいいよ」と言われたことあった。虫歯にものが挟まっている感じが不快で盛大にやっていたのだろう。以後気をつけるようにしている。妻は何も言ってくれない。鼻がきかなくなったし、耳も遠くなったからだと本人は言っているが。

 とまれ、本日予定していた理髪店は明日に延ばすことにした。

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