映画「運び屋」The Muleを見る

 これは、クリント・イーストウッド監督・主演の2018年アメリカ映画。これまでも何回か見ていたが、翔平君の野球がないのでついまた見てしまった。そこで、主題歌を初めてしっかり見て、共感するところがあったので、YouTubeでちょっと調べた https://www.youtube.com/watch?v=ZBvX_VncuwU。決め言葉は以下だ。私的には、未練がましいといいうよりも、北斎的な見地なのだが:

  Can’t leave it up to him         老いに身をゆだねるな

  He’s knocking on my door     ドアをノックされても

  Don’t let the old man in        老いを迎え入れるな

  I want to live me some more    もう少し生きていたいから

 原題の英語は「ラバ」であるが、スラングでは「運び屋」なのだとのこと。古代ローマのラバにひとしお思い入れあるので、なるほどなと。しかもこれはレオシャープLeo Sharp、1924年5月7日 – 2016年12月12日)というモデルがいた実話なのだそうだ:https://www.youtube.com/watch?v=1Krc-k40jiMhttps://ja.wikipedia.org/wiki/レオ・シャープ

 波瀾万丈の生涯で、驚くのはメキシコ・カルテルの最初は現金の運び屋を76歳から始めたことで、85歳から麻薬の運び屋になって、なんと2,3か月ごとに1200〜2400万円の報酬を稼いでいた由。うらやましい収入だが、ま、小心者の私などにはとうてい勤まらないだろう。87歳で逮捕され投獄されたが、91歳で健康悪化で釈放され、翌年死亡、第2次大戦の英雄だったので、なんとハワイの国立太平洋祈念墓地に埋葬された、らしい。

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