上京して、40歳過ぎに教職員の健康診断で「痛風」が判明、以来、薬をもらいに病院通いしているが、今は血圧降下、肝機能不全、脂肪肝対策などなどで数種類の投薬を要するようになっている。で、薬もらいに行くと医者に決まって言われていたのは、「酒はどのくらい?」「運動してますか?」の二言だった。が、ここ2,3回はそれも言われなくなった、なあ。もう高齢者だからねぇ。
結局、ストレスから解放されたせいか酒は飲まなくて済むようになったので、食事(というか、間食が問題)と運動不足が、医者の問いのすべての根源だと思う。たぶん適度な運動を継続的にすれば、体重は減少し、内臓脂肪も落ちて、数字的にはよくなるのは頭ではわかっているが、そうはならないのはなぜかというと、パソコンの前にかじりついていればいるほど情報が入るようになったからだと思う。
私はこれまで運動しない理由を「散歩でも疲れて勉強しないで寝ちゃうから」と答えてきたのだが、それは間違いで、情報過多の中で新しい知識を得ることがうれしくて仕方がないのだろうと、今般思い至ったのだ。最近良質なAI情報に接してその快感に酔いしれてしまったのだ。
その挙げ句、まずは視力が驚くほど落ちてきて、さてあと何年持つのだろうと心配になった。第二に、余生にこれまであまり執着なかったのに、長生きしたくなった。もっと何かできそうだからだ。第三に、急ぎの仕事に邁進すべく一ヶ月ほど篭もった後で、講演会に出かけたのはいいが、自宅と会場の往復での自分の歩く姿がまったく終末老人のよろよろ歩きで、しかもJRの階段を上り下りする際に3度ほど転びそうになる体験をした。手すりを掴んでいてもなのだ。
生身の体で欲張っても限度がある。それを実感してしまったようだ。さてこのまま知識獲得の快感に酔い痴れて(だけど相変わらず記憶力悪いので次から次に忘れているのだが)身を滅ぼすのだろうか。転んで骨折してのお決まりのコースが待っている。
No comment yet, add your voice below!