【追記2】外信ではすでにその団体が統一教会で、その分派で本家と争っているサンクチュアリ教会に犯人が加入していたことがある、と名指しで報道されている(https://www.theglobeandmail.com/world/article-tetsuya-yamagami-japan-prime-minister-shinzo-abe/;https://nfyukon.com/new-details-emerge-about-the-man-who-killed-former-japanese-prime-minister-shinzo-abe-killed/)。そこではサンクチュアリ教会について「The Pennsylvania-based World Peace and Unification Sanctuary Church — also known as the Rod of Iron Ministries — is notorious for its attachment to guns, with members taking part in religious ceremonies holding assault weapons」とさえ書かれていた。犯人が敵意を持っていた宗教団体が正確にはどちらであったのか、現段階では不分明ではあるにしても(犯人の標的が、ちょうど来日中のサンクチュアリ教会のトップ文享進であったとする見方もあるようだ)、国内と外信のこの情報の流れの違いは、今に始まったことではないが。私は安倍とこういった組織の関係はとおりいっぺんの集票団体的にとらえていて、祖父・父以来のそんなに強い紐帯があったことなど迂闊にも知らなかった。
ポンペイ遺跡の中でも保存状態の良い建物の一つであるCasa del Fabbro(鍛冶屋の家:I.10.7)で、1932-33年にかけて行われたAmedeo Maiuriによる調査で発見されていた2名の骨格を、あらためて生物考古学と古生物学の学際的アプローチで分析したらしい。一人目は死亡時35歳から40歳の男性で、身長は約164.3cm。二人目は女性で、死亡時50歳以上、身長153.1cmだった。この身長はいずれも当時のローマ人の平均的な身長と一致するが、保存がよかった男性のほうからのみ全ゲノム配列を決定することができた。5/26にScientific Reportsで公開。
また、この男性個体の骨格とDNAを追加解析したところ、脊椎骨のひとつに病変があり、結核の原因菌であるマイコバクテリウムが属する細菌群によく見られるDNA配列が確認された。このことは、この人物が生前に結核に罹患していた可能性を示唆している。この病気は、Celsus、Galen、Caius Aurelianus、Areteus of Cappadociaの著作で報告されているように、ローマ時代には風土病であったが、ごく一部の人にしか骨格変化が起こらないため、考古学的記録ではまれな病気であった。こうして、人間の移動にともなっての結核の蔓延も同時に立証されたわけである。