= 目 次 =
▼新型コロナに対抗、子どもを力づける米国の日曜学校教師たち
▼米教会が『Zoom』提訴、オンライン聖書勉強会で性的虐待動画流れる
▼中国当局が河南省で高齢司教の葬儀を規制
▼北朝鮮、韓国ドラマ流布や聖書所持していた住民を“処刑”
なお、これまでの「情報」は以下で全て見ることができる。http://www.kohara.ac/news/
カテゴリー: ブログ
年金と生活保護費:痴呆への一里塚(22)
ウェブ記事を見ていたら(「困窮し東京離れる団塊世代 料理人コウイチさんの老後」https://digital.asahi.com/articles/ASN5F51M4N5CUTIL00M.html?ref=mor_mail_topix2)、都内某区の74歳単身男性が毎月受領している生活保護費が月13万円ほどと書いてあった。都内の特養は待機者が多く、群馬県の施設でも3食付きで月15万かかる由。差額2万はどうしていたのだろうと気になったが、それには言及がなかった。私の母の場合、父が死ぬまでずっと専業主婦で扶養家族だったが、それでも月13,4万くらい年金もらっていた(被爆者加算もあったような)。広島で施設に入った場合でも、なんだかんだで20万弱はかかり、それが東京だと特養は入所が無理なので、私立の施設でまあ軽く25万、とそのあたりは実体験したので見当がつく。私の母の場合は広島の賃貸収入があったので、老後後見人としては本当〜に助かった。私の年金もまったく足りそうにないから(団塊の世代の我ら1947年生まれから年金額ががくんと減ったことはご存知だろうか。そのあたり人生の諸先輩はどうやら私の倍はいただいているらしい:私の年金受領額は月あたりで生活保護費の数万円ほど上乗せにすぎない)、広島の家を手放す気はまったくない。しかし築40年物だからあと10年持つかどうかだろうが。ま、私の生存期間には十分か。
それはさておき、私がその記事を読んで不意打ちだったのは、生活保護費が年金並にもらえている、というこれまで私が知らなかった事実だ。昨年10月の厚労省の調査だと、生活保護を受給している世帯は164万人弱で、うち高齢者世帯は90万弱、うち単身世帯は82万強で過去最多、の由。
これが日本における高齢者の平等な受給現状なのだ、と初めて得心がいった。ありがたい制度だと思う反面、いずれにしてもとてもではないが、年金に依存しての老後など心細い現状には違いない。若い人たちは私よりもっと大変ダと思う。頑張ってください。
朗報!図書館再開
大学での授業再開(といってもオンライン授業のようだが)に一週間先だって、わが書棚代わりの大学図書館が来週月曜から再開されるらしい。そこに研究個室ももらえているので、大変有難い。もともと3月にだって、それでなくとも人影が絶えていたキャンパスの中でも図書館には職員以外だれもいなかったので、個人的には休館する意味も、光熱・人件費節減ということ以外に理解できなかったのだが。
考えてみたら、Stay Homeで都のシルバーパスもこの2か月ほとんど使っていない。四ッ谷の立ち食いソバ屋の味も恋しい。これで少しは外出する気になるだろう。体重だけは確実に成長中で、だけど怖い?ので体重計にも乗っていない。以前週刊誌かなんかの表紙に「これではコロナでなく成人病で殺される」といったタイトル見た記憶があるが、本当にそうだ。
全人代もこの26日に開催される由。さてどうなることやら。
3000年前のゴールデン・ハット:遅報(33)
「ゴールデン・バット」は発売中止になったタバコであるが、昨年だっけ放送のNHK BSプレミアムで「コズミック フロント☆NEXT」の「謎のゴールデンハット 秘められた古代天文学」の再放送を偶然みた。
そのあとの番組「プレミアム・カフェ」がなんと「失われた色を求めて」だった。帝王(貝)紫の「染司よしおか」4代目常雄氏(1916-1988年)がなつかしく、とうとう全部みてしまった。息子さんの5代目幸雄氏も録画後の2019年に亡くなられて(1946-)、現在は3女の更紗さんが6代目を継承(録画の中で、誰もやる人がいないので、と)、常雄氏以来の染師福田伝士氏とともに天平の色彩再現で頑張っている。https://www.youtube.com/watch?v=Pen9_R3d8jo;https://www.youtube.com/watch?v=NrHH4eWUo8s

以上、昔多少手がけた分野なので懐かしく(本はすべて処分してしまった)、ついやってしまった閑話休題でした。
今から3000年前の、農耕が始まっていた後期青銅器時代の「骨壺墓地文化」に属する、フランス・ドイツ・スイスから出土した4つの特異な黄金製の帽子?をめぐってのお話。重さ300〜490グラムの軽くて薄く伸ばされた黄金製の表面に打ち出された円盤などの紋様に注目して、サロス周期(太陽、月、地球が18年ごとに同一平面で並んで日・月蝕が起こる)を記録しているのでは、という天文学者提唱の仮説を紹介している。複雑な計算法は私には理解不能である。



これが事実だとすれば、これまで古代バビロニア人が最初に知っていたとされていた学説が修正される可能性もある。いわんや前5世紀にギリシア人が初めて発見した、という旧説は完全崩壊で、ご同慶の至りだ。農耕時代において日・月蝕の予言は農民統治に大いに役立ったはずなので、支配者・神官が権威づけにかぶって、もっともらしくやっていたのでは、というわけ。

出土土偶類にもそれをかぶっていると思われるものがあるそうだ(テレビ画像では出ていたが、ウェブをググってみたがみつからなかった)。そういえば、メソポタミアだったっけに宇宙人か爬虫類人種かといわれてきたとんがり頭の土偶あった。そっちはすぐに出てきたが、それには帽子のつばはない。ま、見方によれば、むしろ古代ローマの神官flamenのかぶり物やローマ教皇の三重冠のほうがそれに見えないこともないような。・・・ちょっと強引か。


これまで後進地域とされてきた古ヨーロッパ世界の見直しにもつながってくるし(ストーンヘンジに代表される、エジプト以前の巨石文明のヨーロッパ先在が認められ出しているし)、このあと鉄器を持ってケルト人が登場する。それとの関係も興味深い。というか、謎だらけ。
田中宇氏のコロナ総括見解
氏の見解のまとめ的なものがアップされた。「田中宇の国際ニュース解説 無料版」 2020年5月13日 http://tanakanews.com/
異論があるかもだが、ご一読の価値ありかと。氏の論点に私も全面的に同意しているわけではない:統治者やマスコミの空騒ぎ、集団免疫による感染症の収束、ワクチンの無意味さ、そして地球温暖化論への批判点に関しては同感。
ローマ・パンテオン前広場で地面陥没
どうもこのところ体調が今ひとつである。連日夕方になると風邪をひいている感じなのである。微熱があって熱っぽいくせに、首回りから悪寒を感じる。家から出ないから温室効果的になって、夕方の気温の低下に体がついていかない、そんなときうとうとしているとてきめんそうなる、そんな感じ。妻からは時節柄いま風邪を引くと面倒ですよ、と言われていて、でもどうしようもなく。
なので、ここでは今ひとつ情報を詰める余裕がないので、とりあえずメモ的に記しておこう。5/6の報道。
ローマでは時々起こっているのだが、大雨の後など、突然道路が陥没したりする。なにかの拍子に地下の埋蔵の空間が口を開けるわけだ。ここ100年間に年平均で30箇所、なんと2018年には175箇所、2019年には100が記録されている由。ちなみにナポリでは2019年に20箇所。

先月、映画「ローマの休日」のロケ地のひとつでもあるパンテオン前の広場の西端でそれが生じた。今回、広場を舗装している玄武岩のsanpietrini約40個分の穴が開いたのだが、ここは実は1990年代の地下共同溝工事ですでに知られていて、調査も行われていた箇所、らしい。

なのにこの機会に再調査もしているようで、写真のような感じで古代ローマ時代の構造物が現れた。現在の地面下2m余に横たわる敷石はわかるが、ほとんど地面直下の西側面のあの構造物はなんだろうか。それなりの公共建築物の外壁のようにも見えるが。気のせいかパンテオン内のドーム部分の構造に似ているような・・・。



【追記】それでなくともローマの地面はちょっと掘るだけで古いものが出てくる。次の写真は、2012/9にたまたまクリプタ・バルビ前の通りで遭遇した風景。トッレ・アルジェンティーナ広場方向に西に向けて撮っている。さて何のための工事だったか。

アメリカ人研究者がかつて意気揚々と地下埋蔵物の探査機を持ち込んだが、そこら中で反応するので調査にならなかった、という話を聞いたことがある。むべなるかな、むべなるかな。
世界キリスト教情報第1529信:2020/5/11
= 目 次 =
▼ドイツ各州が「都市封鎖」制限解除を加速
▼教皇フランシスコ、カナダのオタワ首都大司教区と隣接教区を統合
▼ノルウェー教会がトゥベイト前WCC総幹事を監督会議議長に任命
▼リオの巨大キリスト像もマスク姿に
今後はたして困窮死が我らを襲うのだろうか
私は年金生活者なので、スズメの涙とはいえ2か月に一回規定通りの年金が銀行口座に振り込まれるはずなので、全然まったく実感はないが(というのは嘘で、たぶん今後どっかの津波のあと始末と同じく、わが愛すべき国家は我らの年金を狙って減額してくるはずで、我ら老人は運良く生き延びたとしても、やっぱり今後一層の困窮化は免れないだろう)、以下の書き込みで「航空、観光、小売り、娯楽、外食、自動車、電機・部品、アパレル」が、すでに「自粛以外にもインバウンド消費の消失とオリンピックの延期という3重苦になって壊滅的ダメージを受けており、先の見通しがつかない状況である」としている。https://www.mag2.com/p/money/750924;https://www.mag2.com/p/money/917758?utm_medium=email&utm_source=mag_W000000204_sun&utm_campaign=mag_9999_0510&trflg=1
かなり大仰な表現に思えてならないし、そうなることを望みたくもない予測であるが、ひょっとしてアメリカ的資本(拝金)主義の屋台骨が一層揺らぎ、はたして新たな世界構造の創成、産みの苦しみになるのかどうか(逆に、もっとひどくなるとの予想もある)、注目していければと思う。
疲労は目から:痴呆への一里塚(21)
溜まっていたラテン語訳を昨晩気張ってアップしたら(全部はできなかったが)、今朝は体がだるい。素人見立てだが、足などリンパ腺沿いあるいはツボ沿いに抑えてみる。そうこうしていると肩の凝りにも気付いた。妻に言わせると、もう歳なんだから無理しちゃ駄目、というわけだが、昔から無理しないと何も前に進まないのでしょうがない。血圧を計ってみたが140台と80台なのでそう悪くはない(あ、降圧剤は飲んでます)。
今日はゆっくりするしかないと日中はぐだぐだごろごろ、うとうとしているうちに時間が経ち、夜になって体調は平常に戻ってきたが、今度は目の焦点がおかしくなって。というわけで、どうやら目の酷使が体調変調の原因らしいと素人診断。こうして段々仕事ができなくなっていくのだろうか。
こういうとき、どういう巡り合わせか、パソコンまでおかしくなる(得てしてそういうものだ)。動作ののろさにはこれまでだましだまし付き合ってきたが、今回新機軸は突然勝手に再起動し出したことで・・・。ま、購入して九年とか六年物だったりするので、寿命といえば寿命なのだが、年金生活者には新規購入はたいへん痛いのである。
【後日談】ケーブルテレビで宣伝していた目のサプルメントを購入してみる気になったが、さて、結果はどうなるだろうか。
マスコミはいつの間にこんなに迎合姿勢になったのか:遅報(32)
A日新聞の系列でウェブ情報の「論座」というのがある。今回別件をググっていたら、旧聞に属するが、某ノンフィクションライターが書いた「なぜファンは進次郎氏を見捨てたのか」(2019/10/11)がたまたま目にとまった:https://webronza.asahi.com/national/articles/2019100800002.html。かのライターはその中で、人気が急激に凋落した小泉進次郎代議士に関して、「以前から報道関係者たちは、進次郎氏の政治家としての実力に疑問をもっていた」、だが彼は当時女性の人気が高かったので「この層はマジョリティであり、政治家だけではなく、メディアも無視できない。彼女たちが拒否する情報は報道できなかった」、「メディアは読者や視聴者の欲望に応えていく」ものだから、「今現在、小泉進次郎への批判的な報道を求める人が増えているから、そこに向けて、記事を提供している」としている。
本音を書いているといえばそうなんだろうが、私のような旧人類からすると「なんとまあ、ぬけぬけとお書きになっていることだ」という印象なのである。私は建て前を滔々と述べる姿勢も嫌いだがしかし、かつて報道関係は「社会の木鐸」といわれてきたが(表向き言われているだけで、実態はそんな立派なものではない、という思いもあるが)、これではまるで、ひたすら売らんかなの、大衆迎合的な悪しきポピュリズムの走狗ではないかっ。まさにマスゴミ、語るに落ちた劣化である。
【追記】昨晩読んだ本、田原総一朗『大宰相田中角栄:ロッキード裁判は無罪だった』講談社+α文庫、2016年;初版、2002年)の、「文庫版あとがき」に以下の下りがあった。田中の権力の源泉はカネであることを知っていながら、どの新聞も追究できずにいた。そうしたときに、『文藝春秋』でフリーランスの立花隆と児玉隆也が書いて、田中を失脚させた。「圧倒的な取材力を持ったメディアがフリーのジャーナリストの後塵を拝したことで、新聞もテレビも相当に苛立っていた。苛立ちが極限まで来ていたために、すべてのメディアがロッキード事件では全面的に田中角栄を叩いた。悪の元凶であると、これでもかこれでもかと新聞もテレビも、毎日のように大々的に報道し、田中に十字架砲を浴びせかけた」(p.603-4)。いつものように吠えまくる田原節の炸裂だが、知ってても沈黙していて、ずっと前からメディアは権力の補完にすぎなかったわけだ。古くは戦時中のA日新聞社の大本営べったり報道もあったし。その彼が提唱したアメリカ謀略説を「噴飯もの」「ガセネタ」と一蹴するのが立花『政治と情念:権力・カネ・女』文春文庫、2005年(原著『「田中真紀子」研究』文藝春秋社、2002年)p.370-377)だが、まあなかなかの説得力で、その後、6歳年長の田原は反論も自説撤回もしていない。となると、この二人、場外乱闘もありみたいな。
とはいえ、圧倒的な優位にあった新聞にすでに昔日の面影なく、テレビもアホなバラエティばっかで、私のような無告の民は文春爆弾や、ネット情報に期待したくなるのである。ま、そこはそこで玉石混交ではあるが。
【追記2】私が納得できる新聞社の落とし穴への論評が出た。「文春砲と新聞社、決定的違いは「ニュース感覚」:業界内の「特ダネ」競争から抜け出せない新聞社の体質」(https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/60744?page=1)。私的にいうと、柳田邦男氏がくり返していた「調査報道」の軽視が新聞凋落のボディブローになったと思う。そういう心意気を持つ記者が少なくなり、それを評価する上長が少なくなり・・・、ということだろうと思う。