カテゴリー: ブログ

習作2:カゲロウのような、珠玉の日々

5月の連休後に、母を施設にとうとう入れた。
そのプロセスでやっと分かったのだが、施設には3種類あって、特別養護老人ホーム(特養)、介護老人保健施設(老健)、有料老人ホーム、の順で入所条件が緩くなる。
我が母の場合は、東京で要介護2になったばかりなので(広島だともともと2だった)、老健である。制度的に一時滞在が原則なので、3か月単位くらいで出所の可能性がある、そうだ。
だから、特養への申請もダメ元でしておいたほうがいい、のだそうだ。

日々のささいな事柄で我々と食い違ってきて、当方にはもちろん、たぶん本人にも同居が苦痛となってきているはずだった。
思えば、在宅することが多い私が言葉の暴力でいじめまくる日々であった。
私が「生涯現役」をまっとうしようとすると、いや、性格的に、肉親の認知症老人との穏やかな日々を過ごすことは、少なくとも私にはできなかったわけである。

母がいなくなってそろそろ1か月。なんというか、母との連日のいさかいのストレスがなくなったのは、正直うれしい。

考えてみれば、私もいつ本格的にぼけたり病気に冒されても不思議ではない歳なのだから、残りわずか許された「かげろうのような、珠玉の日々」と感じ入る今日この頃だ。

Filed under: ブログ

習作1:今年の春は・・・

今年の3月から5月の天候には翻弄された。
私の置かれた環境の変化(退職)と重なったせいでもなかろうが、めまぐるしく慌ただしい日々だった。
しかし、体調がそれで右往左往するのだから、困ったものだ。歳とったせいばかりではない気がする。
そしてようやく春らしくなったと思ったら、とたんに熱中症を心配しなければならない暑さや、うらはらに梅雨の気配を感じる蒸し暑さ。そのくせ、夜の風は涼しさを通り越してかなり冷たくて寒いから、始末が悪い。
今日から6月。そろそろ少しは地に足を付けてあるきたいものだ。

Filed under: ブログ

バルバルスの前口上

 老い先短い老書生です。さて健康寿命的にはあと長くて2、3年と思ってきましたが、すでにどうも危うい感じで。先般体重計に乗ってみたのですが、実年齢より足腰年齢が5歳も上に出てしまいまして (^^ゞ。どうしても繰り言がおおくなりそうですが、その中で何ができるか、これが目下の課題です。

 古い時代、とくに古代ローマに関心があって、現代の世情の中に古代に通底するものをどうしても見てしまいます。考古学は考現学の延長線上にありますよね。あれこれ身辺雑務にも触れておりますので、お暇な折に気軽にお立ち寄りください。ご意見、ご感想も歓迎します。

 なお、楽しく学ぶべく他のウェブ情報から画像や図版などを集めて掲載してますので、意図せず知的財産権を侵害している場合があるかもしれません。それを見つけられ不愉快に感じられた当事者いらっしゃいましたら、以下にご連絡ください。即刻削除いたしますので。koji007@spa.nifty.com

 Some of the photos and plates in this blog may have been taken from the web. If anyone wishes to remove them, please contact me at koji007@spa.nifty. I will immediately correct the article.


Filed under: ブログ