バルバルスの前口上

 老い先短い老書生です。さて健康寿命的にはあと長くて2、3年と思ってきましたが、すでにどうも危うい感じで。先般体重計に乗ってみたのですが、実年齢より足腰年齢が5歳も上に出てしまいまして (^^ゞ。どうしても繰り言がおおくなりそうですが、その中で何ができるか、これが目下の課題です。

 古い時代、とくに古代ローマに関心があって、現代の世情の中に古代に通底するものをどうしても見てしまいます。考古学は考現学の延長線上にありますよね。あれこれ身辺雑務にも触れておりますので、お暇な折に気軽にお立ち寄りください。ご意見、ご感想も歓迎します。

 なお、楽しく学ぶべく他のウェブ情報から画像や図版などを集めて掲載してますので、意図せず知的財産権を侵害している場合があるかもしれません。それを見つけられ不愉快に感じられた当事者いらっしゃいましたら、以下にご連絡ください。即刻削除いたしますので。koji007@spa.nifty.com

 Some of the photos and plates in this blog may have been taken from the web. If anyone wishes to remove them, please contact me at koji007@spa.nifty. I will immediately correct the article.


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大学同窓会から会報が届いた

 今日年一の尚志会会報(全国版)が届いた。そこに秋の叙勲受章者や訃報欄があって、見るともなく見ていたら、知った名前が訃報欄に・・・。

 私が院生の時すでに教授だった先生3名は別にして(いずれも14歳、16歳ほど年上なのでご長寿だった)、私より一年後輩の名前をそこに見たのにはちょっと驚いた。国史専攻の彼とは学会誌で一緒に役員やってたので親しかったこともある。叙勲者もお一人いてこれは私より3歳年上だ。そういえば西洋史の一人を除いて、あとはいずれも国史関係。さすが国史の目配りはちゃんとしている。

 いずれにせよ、研究室や遺族から同窓会に連絡入れないと会報に記載されないから、未掲載の死亡会員のほうが多いはずだ。私の場合もそうなるだろう。

 そこに同封されていた「東京支部」の訃報欄に以下があった。お一人が西洋史つながりがあるのであえて掲載するが、この東京支部会費納入者は10名しかいないようで、免除者(75才以上、30年間会費納入者)22名、不明者8名と。さてこれではもはや支部として機能していないのではと思わずをえない。

 恵古シヨさま:34年文学部英文科卒 ご卒業後、法曹界に入り、弁護士として活躍されました。元広島大学の千代田謙教授のご息女で、支部の活動にも参加され貢献されました。・・・

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今日はマンション会議で、疲れた〜

 たしか昨年12月だっけに、2024年度のマンション管理組合の長期修繕検討委員会委員にくじ引きでなったので宜しく、と連絡あった。15年前に管理組合委員長やっていたので、ここ数年そろそろ来るかもと思っていたので、まあしょうがないと思ったのだが、そのお役目の初回が2/25(日)の通常総会、そして本日の3/17(日)が長期修繕の第27期第1回会議で、朝9時から12時集会室集合となっていた。なんで3時間もかかるのかと不審だったが、一時間前に目覚ましかけて直前に着席、実際には一時間半で終わった。しかし疲れた。

 なんという巡り合わせか、15年前、私は管理組合委員長でそれに遭遇していた。今年度は大規模修繕工事の年で、6月中旬から半年間かけての工期となる。我が検討委員会は毎月第三日曜が定例会議日となる。

 集会所に行って見たら、関係委員(新旧3名ずつ)のみでなく、管理組合3名と管理会社5名、それに大規模工事担当会社からも2名の出席もあって、なんと計16名と大人数だった。

 書類の説明の大半は管理会社がしてくれるので、新人の私など黙って聞いているだけだったのだが、朝が早かったせいもあるのだろう、終わっての疲労は半端でなかった。先週木・金曜は帰宅してからビールないし日本酒飲んだのだが、今日は昼間なのでそれはしない。まあ、食事後テレビの前でうたた寝して回復できればいいのだが。

 現役時代は会議の連続だったが、なぜか疲労感はそんなに感じなかったような気がするので、やっぱりこれも老化現象なのだろうか。

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会議参加だけで疲れた、リタイアもん

 昨日午後7時から一時間半、テレビ会議があって参加した。何も喋る必要もなかったので黙っての参加だったのだが、それなのに終了後えらく疲労感が。それは前日やはり夜6時から読書会があるので午後遅く久々に四谷に出て図書館でちょっとだけ調べ物したことなんかでの肉体的疲労の延長でもあったのだろうか(バックパックに借り出し図書を二冊入れてもこたえる)。

 在職中は連日のように飲んでいたのだが、リタイア後はそんな習慣はいつの間にか不思議なくらい消え去っていて、それで、ああ在職中は色々のストレスがあったんだなと気づいたわけだが、今般、そう責任があるわけでもない会議の参加ですらそうだったのが少し不思議で、いややっぱり後期高齢者なので体力も劣化しているせいなのだろうなと、御前酒の純米酒を冷やで飲みながら思ったことだ。

 そんなときテレビで、夜の12時から1時ごろ就寝していると人間は成長ホルモンが分泌されるのだが、これが生命維持活動にきわめて重要なのだ、と話していた。ググって見ると、より正確に言うと、睡眠直後の90分程度のノンレム睡眠の時間こそが、成長ホルモンを正しく分泌させる重要なポイントだということらしい(https://www.sunstar-shop.jp/column/article/20210324.html)。  

 私のような昼夜逆転生活者は、まあ早朝に寝て昼前に起きても午後は能率上がらず、夜半になってようやくスイッチが入るわけで、付随的に電気もじゃんじゃん使う困ったちゃんで、少しも環境に優しくない存在である。視力や体力は劣化が激しいが、とりあえずなんとかなっているから今現在もやっているのだが、これっていつまで続けられるのだろうか。個人的には、壮大な?人体実験やっている気分である。

 ところで、頭髪を今年になって自然のままにしているせいか、自覚的に老け込んだ気がしてならない。白髪なのだ。これではならじと、床屋で3000円上乗せして「ぼかし」にしようと、半ばマジに考えている今日この頃。

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危なかった (^^ゞ 風呂での転倒

 昨晩フロに入ろうと右足を浴槽(バスタブ)に入れたら、つるりと滑って左足のすねをしたたかに浴槽の縁にぶつけてしまった。大声で妻を呼んだのだが、なにせ豪邸なので(ウソです)何度叫んでも聞こえないわけ。それでも何度もわめいているとようやく気づいてくれた。

 直線で10mも離れていないはずなのだが、最近耳が遠くなった妻がヘッドホンなんかしていたらそりゃ完全に聞こえないだろうなと。

 もう何が起こっても不思議ではない。それでさっそく浴槽の下に敷くマットと、念を入れてナースコール?を発注したのである。

 さっそく本日昼にはナースコールの方が届いた。警告音(らしくない音楽で、しかも五秒くらいしか持続しない)選択と設定にいささか手間取ったが、スピーカーのほうを居間に置いて、二つついていた発信器のほうを一台風呂場にぶら下げて置いた。もう一台はトイレかなと思ったりもしたが、とりあえず保存だ。

 先々日、帰京して東京駅から四谷に寄って、自宅に向かう途中で、乗換の代々木でホームに降りたあたりでふらふらとめまいが。地震ではなかった。しばらくじっとしていたのだが、こんなことが日常茶飯事になったらいよいよかなと思わざるをえないのだが、そんな外出時にはiPhoneで救急に連絡するしかないか。

 

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老いを感じる帰省

 昨日まで1週間帰省していた。最初は恵美子のほうの墓参りと直子の見舞いのつもりだったが、施設でインフルエンザと新コロナが流行して面会禁止となったので、見舞いはなくなった。恵美子は中一日のとんぼ返り。

 2/22、ついでと言ってはなんだが、南区西旭町の税理士森田さんに2人分の確定申告の書類を持参、ついでにご近所の中華料理屋旭亭に寄って昔ながらのチジミ麺のラーメンを食べようと思ったが、満員だったので森田さんの車でご近所の「ちから」にいく。ここのラーメンの麺はチジミではないが、広島駅新幹線待合室の奥の「広島ラーメン」と同じ味のように思えた。その後、電車で中区に向かう。

 恵美子の母系の山川家が建てた八丁堀の超覚寺でご住職に会えたのを幸い墓じまいをご相談、合葬は1人15万で埋葬者はお爺さんとお婆さん2人なので30万(50万で打ち止め)、正晴君未納管理費9万、石屋関係が30〜40万とかで、まあ100万。これを歌子さんと折半する。墓仕舞いは五月の木曜で恵美子とんぼ返りする段取りとなった。

 そのあと女学院前から広電で終点まで行き、萬行寺を訪れる。左横の花屋で3つ供花、寺では線香三つ購入。まずは豊田家、そこからタクシーで寺町の報専坊へ。やっぱり寺前の花屋は閉まっていた。小崎家と向井家にはなぜか立派な供花が枯れていた。その後電車で古江まで電車に乗り買い物をして帰宅。

 翌23日、昼前に恵美子を送るべく広島駅に。西広島駅の北側はまだ工事を継続中。広島駅でいつものように、網代にいくが、どうしたものか握りの生きがよくなく落胆。もう行かないかも。恵美子を送って庚午に帰宅。

 2/24午後に川本に会うため己斐に行く。西広島駅に北口があったのを初めて知る。川本邸は豪邸だった。そこで広島教区史がらみの情報交換をし、夕方西広島駅前の「ちから」でニシンうどん。その後帰宅。

 2/25、26と自宅でのんびりし(というか、疲れが)、27日に帰京するが、事前の予定通り上智図書館に寄る。夜のラテン語輪読会は江添氏体調不良で休会。

 さて、2/27、帰京の準備に入る。もっとも気を付けたのはやはり火事の件で、漏電に注意するべく冷蔵庫関係の電源以外は(といっても実際には一階の台所全体のようだが)ブレイカーを落としたのだが、折からの寒風で、ずっと大丈夫だろうかと気をもんだ帰り道だった。こういう心配性から解放されるためには、売却すればいいのだが・・・。

 そしてまた、今回の帰省以前からどうも胃の調子がおかしい。なんだかつかえた感じがする。普通に胃の不消化感で、まあこれが大事に至れば胃がんかなと。いわずもがなだが、年一年と老いが進んできている実感が。それもあって実家前の花壇の雑草取りも今回かなり手抜きとなった。それというのもちょっと作業しても息切れしてしまうという現実が。

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体が痛い

 昨日、かばんを背負い、手には数冊本を入れた袋を持って、四谷と往復した。

 今朝、案の定というか、だが個人的には新体験だったが、右手の二の腕が痛かった。

 両足がちょっと張っているのは、まあ外出した時いつものことだ。

 そして今日、パソコンの前に座っていたら、例のごとく不意打ちでめまいが。これが単独の症状なのかそれとも疲労と連動しているのか、これから検討するに値するだろう。

 あと、宅配ボックスにかなり重いものが届いたのだが(「どでか無香空間」詰め替え用6コ)、それを自分の部屋に運ぶのも一苦労だ。以前、小型台車の購入を検討したことあったが、これも本気で考えるべきか。

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太ももと関節の不具合が

 このところの寒さのせいなのだろうか、太ももがなぜか冷えることと、ふしぶしの関節、特に足関係の関節が固まったような感じで、否応なく老いを実感せざるをえない。

 変温動物のように、太ももが温まらないと動けない感覚と、風呂のバスタブに入るときも、足腰のしなやかさはないので、どしゃんと入るしかないのだから、どこで何がおこるかしれたものではない。

 これではまるで、シルバー川柳2022年入選作品にあった「冬の日の 一番風呂は 命がけ」である。

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英国映画「生きる Living」(2023年公開)をみた

 これが黒澤明の「生きる」(1952年公開)のリメイク版だということは知っていたが、全然雰囲気が違っていることにやたら感動した。2023年日本公開である。

 初っぱなの鉄道駅での列車待ちの場面から、空間の奥行やテンポがまったく違っていて、なるほど端正で紳士的でいかにもイギリスなのである(ある意味、英国における古き良き時代を意図的に描いたものだったのかもしれない)。この点、原作の日本のほうはなんとなく敗戦直後のアジア的混沌を感じさせているような気がする。

 しかし、作品の本質部分はちゃんと継承されていて、あとから脚本がカズオ・イシグロなのだということを知ってさもありなんと納得した。https://ikiru-living-movie.jp/

 私も齢76歳を越えていつお迎えが来ても不思議ではないので(認知症だけにはなりたくないので、リタイア後の健康診断は拒否しているので、余命宣告は不意打ちで来るだろうし)、去り際の美学として誰かのために何かしたいという欲はまだ残っているとしても、せいぜいわずかな自分の存在証明を残すことしかできないだろう。映画の幕切れのように、たとえそれがすぐさま忘れ去られるものであっても。

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2024年初笑いシルバー川柳

 偶然みつけたけど、久々に顎が痛くなるほど笑ってしまった。

 妻が一番笑ったのは、ここにはない以下だった。

「デイサービス『お迎えです』はやめてくれ」

 私が笑ったのは以下。

「耳遠くオレオレ詐欺も困り果て」「さびしくて振り込め犯と長電話」

 これまでのを集めたものは、以下。

https://user.yurokyo.or.jp/senryu/pdf/405-1

 

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疲れが・・・

 昨日、正月以来二週間した、はじめて外出した。1ヶ月に一度の読書会だったのだが、まあ事前にちょっとだけコンを詰めて四時間寝ての外出だった。夕方帰ってきて夕食に久々に赤ワインをちょっと飲んで、あれこれやって寝たのだが、翌日おきたら腰回りに筋肉痛が。背中にリュックを背負い、片手にバッグをぶら下げたのがてきめんこたえたわけだ。

 それよりも体全体に疲労感が残っていて、これが始末に困る。頭が白紙状態ではっきりしないので、仕事がはかどらないからだ。やっぱり一両日はこんな調子なのだろう、これがご老体の現実だ。だから散歩とかして疲れたくなくなるので、ますますパソコンの前に座るばかりになって・・・。この悪循環。

・・・ 夕方になって、チョコラータを作って舐めたせいか、または体調が軌道に乗ってきたせいか、20時頃からだいぶ楽になった感じがする。それまで眠たいばかりだったのだから、この変化にはちょっと驚く。この調子で頑張りたいものだ。

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