BCGと新型ウイルス、そして動物たち

 最近の田中宇氏の論説が冴えている。今後も期待したい:「ウイルス統計の国際歪曲」http://tanakanews.com/200405bcg.htm

 これは、常々私が触れてきたもっともらしい統計数字がいかにあやふやなものであるか、という実例である。たいした根拠がなくても皮膚感覚的に同時代だとそのうさんくささ、虚構性を見破れても、なぜか過去の事例になると信じてしまい勝ちな私のような凡夫には鋭い警告と受け止めたい。

 こういうミクロな指摘も実に興味深い:「人間社会の「異変」に戸惑う動物たち」:街の鳩や野生のヤギ、そして犬たちも社会、街の異変に気が付き出した。新型コロナウイルスは人間社会だけではなく、動物界にも不安と動揺を与え出している。そういえば、住民が避難した東北被爆地にすぐさま野生の動物たちが進出してきたなあ。

【追伸】上記を書いて2週間、動物界や自然界の自浄作用も、すでに回復期に入った中国では、早くも旧態に復してきた由(https://digital.asahi.com/articles/ASN4M55S2N4LUHBI00S.html?iref=com_rnavi_arank_nr04)。この調子だと、人類滅亡後、地球はあっという間に化石燃料以前の状態に復帰するような気がする。

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