体重計買い換えました:痴呆への一里塚(35)

 テレビの通販で、色々わかるという触れ込みのTANI○A製「体組成計」を、安くなかったけど購入した。自分としては運動を2か月近くやっているのに、目に見える成果(特に体重)が現れないから、どうなっているのか、とその気になったのである。

 届いてすぐに乗ってみたら、これまでの体重計よりも1Kg多く表示されて、まず軽いショックを受ける。これまでのが不正確だっただけのことだろうが。

 今回のは、素足で乗るだけで、体重・BMI・体脂肪率・内臓脂肪・筋肉量・体型判定・基礎代謝・体内年齢・カルシウム推奨量・骨量・足腰年齢、の10項目が判定される。ちなみに、BMIが肥満度2度、体脂肪率が軽肥満、内臓脂肪が過剰、なのはまあ予想通りだったが、一番のショックは足腰年齢が80歳と出たことだ—。これはひどい(ま、運動不足が長かったのは確かだが。それにしても数字がひどい。なぜだぁ?)。標準だったのは基礎代謝、カルシウム推奨量、骨量くらいで、標準以上なのは筋肉量、それに体内年齢が67歳だったことくらい。これはいずれも意外だったが、ちょっと救われた気分。

 ちなみに、嫁さんはほとんど標準(体内年齢65歳)。足腰年齢だけ75歳。毎日あれだけ院内を駆けずり回って歩いてと、やっぱりこの数字には不満そうだった。

 そうこうしていると、昨日だっけに、カード会社から請求がきて、たまったポイントが思いのほか多かったので、刺激されて品物カタログを見ていたら、偶然お腹周りを鍛える器具が目につき、かねて嫁さんがテレビ通販でそれに食指を伸ばしていたけど、僕が「どうせ無駄」と止めさせたことを思い出した。ま、73歳と72歳でどうなるのだ、無駄だろうけどと思いつつ、それを発注したのであ〜る。さてどうなることやら。

 以上と無関係だが(否、深層心理的には関係あると思う)、寒くなってきたのでの衣替えついでに、私の洋服ダンスの大掃除して背広やズボンをやっと整理した。今をさる47年前の結婚式用に母があつらえてくれた背広なんか、もう腹回りで着れないのにこれまで無駄にぶら下げていたのだ。痩せたらこのズボンはけるんだけどなあなどと思いながらの断捨離だったが、断捨離に厳しい嫁さん、喜んだ振りして、本音ではまだまだ全然不十分といった顔つきでして、はい。

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