私の生前葬:痴呆への一里塚(41)

 NHKの「所さん、たいへんですよ」の今日のテーマはどうやら生前葬のようで、遺骨をダイヤモンドにするとか(45万円かかると言っていた)、やっていた。それを見ていた妻が思い出した。「むかし、孫娘が、死んだじいじを書いたことあったよね」と。

 孫娘のそういう面白い絵はどこかに保存しているはずと、パソコン検索したら、すぐに出てきた(一番下のⅠ行は私のメモ)。

 今から10年前、彼女が7歳11か月のときに書いてくれた。眼鏡はかけているし頭もふさふさ。どこで学んだのか、口の表現が絶妙だし、足がない。このころはこんな天然の絵をたくさん描いていて、翌年一月私が白内障の手術したときは、お手製の「お守り」も作ってくれた。

 これを葬式の引出物にしたら、と嫁さん。いい提案だ、と同意したら、調子に乗って「弔辞も自分で書いておいたら」と。徹頭徹尾、どうやら自分でするのは面倒くさそうなので、本当にその準備しておこうか。でもいざというときどこにあるのか分からなくなっているのが落ちだよね。

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