世界キリスト教情報第1571信:2021/3/1安楽死

= 目 次 =
▼NZ地震10年=シンボルの大聖堂、修復に動きだす
▼教皇が3月5日からイラク初訪問、イスラムとの融和演出か=毎日新聞
▼スイス新型コロナウイルスに伴うセミロックダウンの段階的緩和計画、国内メディアの評価分かれる
▼「三一節」の大規模集会申告は計95件で「禁止措置」に=韓国ソウル警察庁
▼韓国野党・安哲秀氏の「LGBT」発言が物議=ソウル市長選
▼安楽死望む患者の「意思尊重」命じる判決=カトリックの国ペルーで
▼「記者殺害はサウジ皇太子承認」米が報告書、高官に制裁

 今回は、下から2番目の安楽死の件を紹介。

◎安楽死望む患者の「意思尊重」命じる判決=カトリックの国ペルーで
【CJC】カトリック教徒の多い南米ペルーの裁判所が2月25日、安楽死を望むポリオ患者の意思を尊重するよう政府に命じた。AFP通信が報じた。安楽死を認める判決は同国初。
 憲法裁判所は、保健省と社会保険庁が「安楽死によって人生を終わらせたい」というアナ・エストラーダ・ウガルテさん(44)の「決断を尊重」しなければならないとする判決を下した。
 現地メディアによると、心理学者のエストラーダさんは12歳の時から、治療法がなく進行するポリオに苦しんでいる。体のほとんどがまひ状態で、1日の大半をベッドの上で過ごし、排せつにも介助を必要としている。
 判決を受けて、エストラーダさんは現地ラジオRPPに、「言葉にできないほど興奮している。大きな喜びを感じている」と述べ、「この時が来れば自由になれると、常日ごろはっきり言ってきた。その時が今訪れた。このために私は今まで闘ってきた」と語った。□
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