イタリア昨今:アリタリアのこと

 イタリア在住の卒業生からメールがあった。いよいよ10月からアリタリアの直行便が本当になくなるので、これを最後と里帰りすることにしたが、まあ実家に2週間滞在して終わりなんですけど、と。無事2週間で帰国するためには、日本で陽性反応が出ないように祈るしかない。

 ずっと経営難だったアリタリアが国有化されて、経営規模縮小となると日本からの直行便は真っ先に切られても仕方がないとは思う。以前あったイベリア航空なんかもさっさとなくなってしまったし。

 しかし若干割高ではあったが、直行便はありがたかった。昨今の老化を考えるとこれからの渡伊では当然利用を前提としていたのだが。

 それで気になってググってみたが、まだ会社からの公式発表はないようだが、代わりにいかにもイタリア的な情報が入ってきた。https://toyokeizai.net/articles/-/449416

 あのイタリア人が人混みではマスクするようになった、というのは何となく納得したのだが、店内での食事などのチェックなどは日本と比べると、万事おおらかなイタリアのほうがかなりきつめで、だが手続きは至極簡単なようで(もちろん日本同様のどたばたはあるが)、へ〜、という感じで読んでいくと、「偽のグリーンパスを販売する闇サイトまである」し(https://www.afpbb.com/articles/-/3361075)、他人のIDカード提示で摘発例も出てきてるようで、このあたり、相も変わらず官憲と庶民のイタチごっこで、いかにもの国民性は健在のようだ。

 この記事の最後の閉め言葉は「ちなみに観光客もグリーンパスがなければレストランにも美術館にも入れないのは同じなので、これからイタリア旅行を考えている人はご注意を」だった。でも、日本製のグリーンパス、あちらで通用するのだろうか。そもそもグリーンパスあったっけ。ありました:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_certificate.html。けどやっぱし5ケ国にしか通用しないようだ(https://www.asahi.com/articles/ASP7V72THP7VUTFK00R.html)。ま、イタリアが入っているのはよかった。

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