学会口頭発表が終わった。これで当面、気にかかるイベントは終了。仕事関係で心残りは翻訳が残っているが。私はかねがね健康寿命での研究者生命75年を目標にしてきたのだが、怠け者なので篤学の先達たちに比べると不十分ながらも、色んな人たちの援助をえて目標達成することができたのは、ありがたいことである。次の目標としてもう5年先延ばししてみるのも一興だが、それを全うするのはなんだか自信がない。
痛風なんかの薬もらいに、近所の形成外科だっけに通院しているのは、相変わらず外出すると右足首が痛いからだ。昔は、目がデングリかえるようなめまいとかに時々襲われていて、これが当面の恐怖だったが、それは最近起きなくなったのは、もらっている薬に高血圧のもあるからそれらが効いているのかもしれない。
もう一つの通院先は緑内障の眼科である。実は自覚症状でもっとも顕著なのは、資力、あそれもありだが、もとえ、視力の減退である。勝手な素人診断だが、老眼の進行で、パソコンの文字が見えにくくなってきていて、拡大しないといけないから、それができないと疲れる。手元で見る場合、めがねをとってみないといけないので、いずれにせよ面倒だし、たんびに老化を自覚させられて、憂鬱である。それとこれは眼科の医者の言だが、右目も白内障が出ているとのこと。
やたら「タン」が出るようになり、家にいるとき日々ティッシュを小さくちぎって対応している。なぜか外出時はそうでもないのだが。上京したてのころ、やたら道にタンしている人(そんな老人ではなかったが)が目について、やっぱ東京って空気悪いのだなと思っていたが(実際当時はJR四谷駅から出ると交差点で排気ガスがひどかった)、最近はそれは見なくなったようなのは、なぜ。
あとは体重が順調?に成長しているくらいだった所、ここさて1ヶ月くらいになるだろうか、口内の舌の右側が痛い。鏡でみたらちょっと白っぽく横一線に傷があるような。食事のたんびに痛さを感じ、舌の根元も連動して鈍痛が。
私は慌て者なので、これまでもときどき口内粘膜や舌を歯で噛んでしまったりすることがあり、そんなことなのだろうと思っていたが、痛みが継続して、これまで通りには自然治癒してくれそうもないので、実は奥歯の件で不具合あり、それをもう放置して死んじまおうとおもっていたので、さんざいじくられそうで嫌だけど、医者に行こうかと思いだしている。
惚け老人になって認知能力を失って死んでいくのはいやだ。堂々と病気になって死にたいものだと思ってきた。ま、世間的には人の2倍は悪態をついてきた自覚があるので、舌禍の挙げ句、舌がんで寿命が尽きるのも神様の粋な計らいに思えてしまう私は、なんなんだろう。
【ちょっとだけ後日談】妻に言ってみたら「がんだったら痛さなんか感じない」と患部を見もせず戯言と却下された。そのうち痛さも軽くなってきており、当人が知らないうちに歯で噛んだ傷だったのかも。これも認知症の進行か。いずれにせよ老化には違いなく、やれやれなんともはや。
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