NHK BS1で二度目の「ジェンダーサイエンス」を見ている。男女の性差は発生時と思春期に性ホルモンをどれだけ浴びるかという問題であって、これはもう神の配剤というしかない。その挙げ句、個々人の大脳は男性性と女性性のモザイク状態からなっている、という指摘はなかなか魅力的な説である。
さらにまた、女性の月経がらみで、栄養状態の向上(2年ほど月経年齢が早まった)と女性の社会進出(妊娠数と授乳期間の減少)によって、昔の子供を6人出産する場合と、現代では、前者の生涯月経対件数が50回だったのに、現代日本では450回を体験すると、女性はこれまでにない異常状況におかれているという数字が示され、こうしたプラス面の裏側で月経困難症や子宮内膜症による不妊というマイナス面に直面していると指摘していた。
試しに私が計算してみたのだが、初潮年齢2年早まり、6人を妊娠出産し二年間授乳したとしても、(2+3×6)×12=240にしかならない。差引き210は17年分に相当するがどういう計算をしているのだろうか。
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