≪ 目 次 ≫ ▽「アル・ジャジーラ」アブアクラ記者死亡めぐりイスラエルとパレスチナの間に確執 ▽教皇庁が米最高裁の中絶違憲判断を称賛、社会支援も訴え ▽グリーン・デイのボーカルが米市民権放棄を表明、中絶めぐる最高裁判断受け ▽ペロシ下院議長が教皇に謁見、聖体拝領受ける ▽レバノンの政治家ミカティ氏、4度目の首相指名、権力闘争が表面化で組閣難航も ▽九州大学准教授の武田秀太郎さんにナイト勲章、マルタ騎士団の一員に ▽ウクライナ東部セベロドネツクが陥落、ロシアの「完全な占領下」に ▽ロシア、ウクライナの商業施設をミサイル攻撃、少なくとも13人死亡 ▽東部リシチャンスク陥落=ウクライナ軍、撤退認める ▽貧しい人々と共に「オッセルバトーレ・ディ・ストラーダ」創刊 ▽10年に一度のキリスト受難劇、今年は予定より2年遅れて上演
今日はやっぱり2番目ですね。
◎教皇庁が米最高裁の中絶違憲判断を称賛、社会支援も訴え 【CJC】バチカン市発ロイター通信によると、バチカン(ローマ教皇庁)の生命アカデミーは6月24日、米連邦最高裁が人工妊娠中絶を憲法上の権利と認める1973年の「ロー対ウェイド判決」を覆す判断を下したことを巡り、生命について考えるよう世界に問題提起したと称賛した。一方、女性が中絶しなくてすむよう社会変革を求めた。 生命アカデミーは声明を発表し、生命は「広範囲な社会的重要性」を持つ問題であり、生命の保護を個人の権利によって制限できないとの見解を示した。 生命アカデミーは、あらゆる段階の生命を保護しやすくなるよう、社会環境の変革に期待。「母親やカップル、まだ生まれていない子どもたちに対し、社会全体で盤石の支援を提供する必要がある」と訴えた。 カトリックを信仰するバイデン米大統領は、この日を米国人にとって「悲しい日」として判断を非難。最高裁の保守派判事らを「極端だ」と糾弾した。□ 私の個人的見解は、胎児は発生時から人間であるので、中絶はやはり一種の殺人である、しかし諸々の事例で誕生が望まれない場合が生じるわけで、これに対しては社会的な受け皿の整備が必要である、というもの。しかし、実際にはそうはなっていない現実がある。 カトリックの主張は硬直した理想論を言っているように捉えられがちだが、今回みたいに最後まで読むとちゃんとフォローはしているわけで、だが、現実問題としてはなかなか厳しい。 バイデンは、政治家なのでその口上を信仰と結びつけると間違う場合もある(ウクライナにしても、台湾にしても、彼は呆けて放言しているのではない、と私は睨んでいる)。
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