世界キリスト教情報第1643信:2022/7/18:バチカン新メンバーに女性登用

≪ 目 次 ≫
▽教皇、司教省の新メンバー中に女性3人を任命
▽教皇=「教会の召命、教会の喜びは、宣教にある」
▽米・パレスチナ=首脳会談で「2国家解決」協議
▽中南米大学ランキング上位10校中7校がブラジル勢
▽ブラジル・サンパウロで大火災発生=伝統ある教会など被害に

 今回は最初の件を紹介する。
◎教皇、司教省の新メンバー中に女性3人を任命
【CJC】教皇フランシスコは7月13日、教皇庁司教省の新メンバーらを発表、この中で女性3人(修道女2人・信徒1人)を任命された。

 教皇がこのたび同省のメンバーとして任命された女性たちは、ラファエラ・ペトリーニ修道女(バチカン市国行政庁次官・聖体のフランシスコ修道女会)、イヴォンヌ・ランゴア修道女(サレジアンシスターズ前総長)、マリア・リア・ゼルビーノ氏(世界カトリック女性団体連盟会長)。

 教皇は、ロイター通信のジャーナリスト 、フィリップ・プレッラ氏によるインタビューの中で、教皇庁の要職における女性の積極的な登用に言及していた。

 これにより、司教省が取り扱う、教区に新しい司教を選ぶプロセスに、女性たちも加わることになる。

 教皇は、教皇庁司教省の他のメンバーとして、アンデルス・アルボレリウス枢機卿(スウェーデン・ストックホルム司教)、ホセ・アドビンクラ枢機卿(フィリピン・マニラ大司教)、ジョゼ・トレンティーノ・デ・メンドンサ枢機卿(バチカン図書館・総館長)、マリオ・グレック枢機卿(シノドス事務局・事務局長)の4人の枢機卿を任命した。

 また、アーサー・ロシュ大司教(典礼秘跡省長官)、兪興植(ユ・フンシク)大司教(聖職者省長官)、ジャン-マルク・アベリーヌ大司教(仏・マルセイユ大司教)、オスカル・カントーニ司教(伊・コモ司教)ら、8月末の公開枢機卿会議で新たに枢機卿に叙任される大司教・司教4人、さらに3名の聖職者3人を任命した。□
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