世界キリスト教情報第1649信:2022/9/5:教皇発言にウクライナ反発

 これまでも時々あったことだが、今週月曜に送られてこなかったので、http://www.kohara.ac/news/2022/09/05.htmlでそれを見つけた。そこでは全文が転載されている。

・「妥協なく愛し抜いた、謙遜な牧者」=教皇ヨハネ・パウロ1世列福式

・ウクライナが教皇発言に反発、ロシア思想家の娘爆殺で

・ゴルバチョフ元ソ連大統領の「国葬」行わず プーチン氏は葬儀欠席

・ブラジルで先住民保護区への侵入や違法搾取、ボルソナーロ政権下で3倍増

 今日は二番目を紹介する。

◎ウクライナが教皇発言に反発、ロシア思想家の娘爆殺で

【CJC】カトリック教会の教皇フランシスコが、ロシアの右派思想家アレクサンドル・ドゥーギン氏の娘が車の爆発で死亡した事件に触れ、「戦争の犠牲となった罪のない人」と評した発言に、ウクライナ外務省は8月27日までに、失望を表明した。
 米メディアCNNによると、教皇の言葉は、加害者と被害者を不公平にも同等に扱っていると外務省は指摘、ロシア領内で起きたロシア人の死亡をウクライナでの軍事衝突に絡めて言及することは混乱を生じさせるとしている。ウクライナがこの死亡に関与していない、と外務省は主張しているという。
 教皇は8月24日、モスクワ市内で20日に起きた車爆発事件で殺害されたドゥーギン氏の娘のダリヤ氏は戦争で殺された「罪のない人間」の1人と形容。「車の座席の下の爆弾で宙に吹き飛ばされたこの可哀想な少女のことを考えている」とし、「罪のない人間が戦争の代価を支払った」とも述べていた。
 ロシア側は、事件をウクライナの治安機関の仕業と主張しているが、ウクライナは、一切の関与を否定している。

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