2022/10/4の朝、NHKを見ていたら緊急情報が割り込んできた。北朝鮮がミサイルを発射したらしいので、北海道とあれこれの東京都の島の人は避難して下さい、と。
なんで北海道と東京の島なのと思っていたら、続報では青森と東京島嶼部となり、それも変だなと思っていたら、大分経って、東京の島嶼部は誤報だった、と。
この右往左往は、Jアラートの精度を疑わさせるに十分だったような。以前もあったみたいで、またまた世界に赤っ恥をかくことになったようで(福島地震のとき、あっても使えなかった防災アプリ、なんだったっけ)。
問題は過日の台風での空騒ぎだけではなかった。正確な情報を示すという基本線ができてない。大袈裟に騒ぐだけでは、国民は動かない、動けない。10分後には決着ついているのだから、逃げ場だってない。
「東京島嶼部に誤発信・システム起動せず手動配信…Jアラート、各地で混乱広がる」https://www.yomiuri.co.jp/national/20221005-OYT1T50044/?ref=yahoo
こんな調子で国の安全は保てるのかっ。というより、庶民はいつも犠牲者になるだけのこと。
【追記】2022/10/5:NEWSによると、今般のJアラートの不始末は、以前の予行演習のデータが未消去されていたからだった、そうだ。何ともお粗末なことだが、担当者の身からすると、分秒を争うどたばたの中でとにかく警告ださなきゃとキー・ボタン押してやっちゃったのだろう。人間のやることはいつでもそんなもんだ。
幼稚園の送迎車の幼児置き去り問題でも、色々防止策を講じてはいるが、それがむしろ大人の安心感になってしまっている現実が指摘されている。いくらガイドライン作ったところで、それを運用する大人が手抜きすれば悲劇の再発は必定なのだ。そしていずれ手抜きは必ずどこかでやってしまう。
「園バス置き去り、なぜ繰り返されてしまうのか:背景に“大人中心”に傾いた保育」(https://dot.asahi.com/aera/2022092600034.html?page=1)
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