2022/11/6:これはどうやら10/29のNHK Eテレの地球ドラマティックの再放送だったらしい。例のアイスマンのことかなと思っていたら、冒頭で遺物は出てきたが遺体は見つからなかったといっていたので、別物と判明。結論的に出土遺物の年代測定は前2800年に集中していたので、同一人物の所持品と断定された。アイスマンは前3300年なので、彼よりは500年後のものというわけである。
内容は以下でくわしく紹介されている。https://ameblo.jp/otoko-bana/entry-12772687255.html
アルプスでは近年、氷河が溶けてそれで遺物が出てきた、というのだから、温暖化による新発見がこれからも続くことになる。新石器時代以前の研究にとっては一大チャンスであるに違いない。それが未来の人類の終焉につながらないことを祈るばかりである。
まあ、結局、誰が何故あそこでと、謎だらけで終わらざるを得なかったわけであるが、登場した考古学者の多くが女性で、彼女たちが一,二日かけて現地に向かう登山から始めているのにへーと思ったり、実験考古学で昔の服装装備で試みたこと(革製の靴の中に乾燥させたコケを入れての登山が予想外に快適だった、とか)、などトピックス的におもしろい内容だった。
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