世界キリスト教情報第1678信:2023/3/27

 このところの様子から予期されたことだったが、発信者から以下の連絡があった。「主宰者がこの1月に85歳を迎えました。【週刊 世界キリスト教情報】の 企画・編集・配信にも影響が出て、受信者皆様にご迷惑をお掛けしています。 あれこれと対応を検討しましたが、この4月10日付けをもって休刊することを決意いたしました。  突然のことですが、事情ご了承のほどお願いいたします。メールマガジンな どへ転載・使用されておられる方には、さらに手間のかかることになりますが 、申し訳ありません。長い間のご支援、ご協力に改めて感謝いたします。  なお情報源の【CJC通信】は、なおしばらく(2023年度内)は発信を 予定しています。」

 長い間ご苦労様でした、と言いたい。後継者が得がたいのはどこも同じである。

◎ロシア、ベラルーシに戦術核配備へ=ウクライナ政府高官が批判
◎中国、ウクライナ侵攻1年でロシアに無人機15億円分輸出
◎ホンジュラス、中国と国交で台湾と断交
◎韓国のカトリック司祭団体、「尹錫悦退陣」要求する「時局ミサ」

 今回は最後のニュースを紹介しよう。
◎韓国のカトリック司祭団体、「尹錫悦退陣」要求する「時局ミサ」
【CJC】韓国メディア「ハンギョレ新聞」(日本語版)によると、カトリック正義具現全国司祭団(正義具現司祭団)が3月20日午後7時、全羅北道全州市(チョンジュシ)の豊南門(プンナンムン)広場で民主主義回復と平和を願い、検察独裁打倒と買弁売国独裁政権退陣を要求する「時局ミサ」を開いた。

 正義具現司祭団が政権退陣を要求する「時局ミサ」を開いたのは、尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権では今回が初めて。

 この日のミサは神父、修道女、市民など主催者側推算1000人余り(警推算500人余り)が参加する中で開かれた。全州教区のキム・ジンファ神父は説教を通して「私たちは惨憺(さんたん)たる思いで、しかし断固として、『憲法を踏みにじり国民の自尊心を踏み付けたためもうその座から下りるべし』と言わなければならない。

 正義具現司祭団はこの日「絶体絶命の今、泣訴します」という声明書を通して「尹錫悦政権が歴史に永く輝くことを心より祈願し、梨泰院(イテウォン)惨事で退陣の声が高まった時も私たちの生活方式を作り直すのが先だとして期待を捨てずにいたが、今日、大統領の勇退を促す」と明らかにした。

 正義具現司祭団のソン・ニョンホン総務神父は「彼が日本に行ってきて以来、私たちの大統領ではない、日本のための大統領だと考えるようになった。韓国人だと思ったのに、日本のために働く、国民と関係ない他の働きをする大統領だった。だからこそ私たちが立ち上がって退陣を要求するのだ。時は熟した。(この豊南門広場は) 朴槿惠(パク・クネ)元大統領の退陣を要求した場所だ。本当に国民による大統領、国民と共にする大統領、国民の生と共にする大統領が必要だ」と語った。□



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