今朝の夢

 今朝見た夢の中で、最近まとめようと思っていた論題の段取りが出来て、これで書けたなと思っていたら、夢だった。

 こういう夢は、記憶している限りではあるが、修論で煮詰まっていたときに見た記憶がある。いい論題を見つけ驚喜して書いたと思ったら、夢だった。そのときは内容も忘れ果てていたので、文字通り「邯鄲一炊の夢」。

 こんな夢を未だ見るのは、ひょっとして「風の果て、尚足るを知らず」かなと思わざるを得ない。ところで久々にテレビで見た原作・藤村周平『風の果て』を購入する気になってしまった。

 「日残りて 昏るるに 未だ遠し」これも藤村の『三屋清左衛門残日録』の決め台詞。どうやら藤村はこういう引きずる意識が強いらしい。

 ところで、前日これといって運動もせず、長々と寝たのに起きたときに腰周りが痛かった。理由は視力の不具合で姿勢が悪くなっているせいか、と素人診断している。

 診断といえば、一昨日薬をもらいにいった医院で、看護婦さんがブツブツいっていたが、医者がいつもとは違って「間食は」とか「腹囲は」とか聞くのでおかしいなと思っていたら、なんか制度が変わってそういう問診しないといけなくなったせいらしい。家に帰って嫁に言ったら、また現場知らずの厚労省の官僚が阿呆な思い付きを実施せよと言いだしたのだそうだ。

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