世界キリスト教情報第1526信:2020/4/20

= 目 次 =      
▼復活の月曜日に教皇、歳暮讃歌「レジーナ・チェリ」の祈り      
▼ブラジル・リオのキリスト像が医師の姿に      
▼「神はウイルスより大きい」と説いた米牧師が新型コロナで死亡      
▼サッカー『リバプール』が地元教会と協力、弱者のための食糧支援      
▼米『ウィロー・クリーク教会』主任にD・ダンミット牧師      
▼カトリック福岡司教に大阪教区アベイヤ補佐司教

今回は2番目の画像と、3番目の記事を。

復活祭のコルコバードの巨大キリスト像:医療従事者に敬意を表して
◎「神はウイルスより大きい」と説いた米牧師が新型コロナで死亡  
【CJC】米バージニア州チェスターフィールドにある『新救出福音教会』の創設者ジェラルド・O・グレン牧師が4月11日死去した。66歳。同教会のブライアン・ネヴァー長老が翌日「復活主日」の礼拝で発表した。グレン牧師は新型コロナウイルスの検査で陽性反応が出ていた。  
 米国では『疾病対策センター』(CDC)が集会の自粛を促し、他人との距離を置く「ソーシャル・ディスタンシング」に努めるよう呼びかけている。しかしグレン牧師は3月22日の説教の中で、「神はこの恐ろしいウイルスよりも大きいと固く信じる」と述べ、自身は死ぬことを恐れない、と語っていた。  
 翌23日、バージニア州のラルフ・ノーサム知事は、10人以上が集まる公的・私的な集会を全て禁止すると発表した。  
 グレン牧師の娘マージェリー・クロウリーさんは4月4日に投稿した動画の中で、新型コロナウイルスの検査で牧師とマーシエティア夫人(65)に陽性反応が出たことを明らかにしていた。□

 文字通り、現在の救世主は医療従事者である。しかし彼らは万能ではなくすでに疲労困憊の体である。(それでようやく気付いたのだが、今回のみならず、病院にはウイルスが日常的に浮遊している感染源で、ふつうそれは個人レベルの感染としてみのがされている、というだけのことなのだ)

 ところで、キリスト教の神は感染症と無関係(ないし、もはや勝利する力はない)ことを、謙虚に認めるべきであろう。なにしろキリスト教最大の祭儀・復活祭のミサにすら信者は参加できなかったのである。カトリック、プロテスタントいずれもビデオ礼拝でごまかした:これからラマダンを迎えるイスラムも同様。これは4/15の金正恩委員長の錦繍山太陽宮殿への参拝中止どころの話ではないはずなのだが、マスコミは騒がない。すでにキリスト教の凋落は共通認識となっているからだろうし、そういう視点を持っていないからだろう。私的には、それが一層の制度教会の空洞化、家庭チャーチに向かう契機となるかどうか、興味あるところなのだが。http://blog.livedoor.jp/wien2006/archives/52272823.html

 北朝鮮について:余談になるが、軍の動きをみてもかの首領様はまだ生きているが、おそらく重態。軍はたぶん固唾をのんで彼の死の瞬間を待っている、のではと推測。

Filed under: ブログ

No comment yet, add your voice below!


Add a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Comment *
Name *
Email *
Website

CAPTCHA