認知症になったマイiMac:痴呆への一里塚(31)

 2011年以来使用してきたiMac27inchがどうやら認知症になり、ご臨終目前となった。しばらく前から、動作がやたら遅くなったりしてかなりのストレスを強いられていたのだが、2週間前だったか、突然一時排気音が大きくなったりしたあたりから、こりゃ危ういぞとは思っていた。昨日、起動しての初期画面が縞模様になって、何度も勝手に再起動を繰り返している。起動時にComm+Opt+PRを試しても同じ。

 いまやクラウド時代なので、もう一つの自宅の私用iMac27inch(Late 2014)や広島のiMacにもHDの内容は共有されているので、慌てる必要はないのだが、いずれもご同様に寄る年波なのでいつまで持つか定かではない(自宅のそれもすでにOSのヴァージョンアップもできなくなっているが、しばらくは持つだろう)。私の場合は画像も多用するので、それなりにメモリもHD容量もいるので、いざとなると年金生活者には大物入りで大打撃なのである。実は大学図書館の研究個室に持ち込んだiMac21inchも昨年末にご昇天あそばしていた。これは中古をヤフオクかなんかで購入したものだった。それ以降、もっぱら共同パソコン室のお世話になっており、携帯パソコン持ち込んで凌いできた。

 ただ運良くというべきか、新コロナ関連で安倍君からいただいた妻との合算20万円をそれ用に使用することで彼女の了解は得ていたので、それを原資にさっそくウェブでApple Storeに行ってみた。結論としては、想定生存期間を網羅でき、視力も落ちていているし、まあ最後のリンゴ買いとなるはずなので、やはり大画面のiMac 27inch Retina、メモリ 16MB(本当は32ほしいのだが・・・)、HD2T、下取り価格込みで25万強と数字が出た。これにAppleCareやMicrosoft Office、消費税を加えると32万強に膨れてしまうので、予算大超過となってしまうが、これまでの体験で不具合でいらつく無意味さを考えるとしょうがない。それにしてもパソコン本体の納入予定がこれまでになく8〜9週間かかるのには驚いた。理由はわからないが、勝手にサプライチェーンの停滞なんだろうと思っている。

【追伸】今日、アップルからメールが来た。実はその直前に、日経Myニュースで「ビデオ会議に適したiMac」発売が4日に発表、という情報を得ていたので(https://www.nikkei.com/paper/article/?n_cid=kobetsu&ng=DGKKZO62305850V00C20A8EAF000)、あの10月という納入期日はこれを想定していてのことであればうれしいのだが、さて、と思っていた。メールは自動的にそれにバージョンアップする旨の内容だった。実にありがたい配慮であった。こういう心遣い、我が国のメーカーもしているのであろうか。

 「この度はiMacをご注文いただき、誠にありがとうございます。お客様におかれましては、商品の到着を楽しみにお待ちいただいていることと存じます。Appleはこの度新しいiMacを発表しました。 ご注文いただいた商品はまだ出荷されておりませんので、新しい27インチiMac Retina 5Kディスプレイモデルにアップグレードさせていただきました。新しいiMacについて詳しくは、Appleでご確認いただけます。Apple」

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