≪ 目 次 ≫ ▽米最高裁は、半世紀ぶり判例覆し、中絶の権利認めず ▽核五大国と協調模索、禁止条約会議の行動計画草案 ▽WCC、新総幹事に南アフリカのジェリー・ピレイ牧師選出 ▽教皇、東方教会援助事業会議の総会参加者と会談 ▽「第10回世界家庭大会」=バチカンで6月22日から26日まで ▽世界家庭大会パネル会議で「デジタル時代のキリスト者」 ▽ナイジェリアで武装集団が村や教会襲い30人以上拉致 ▽イスラエル、ネゲブ砂漠の貴重な初期古代モスクを公開 ▽マニラ大司教区が「悪魔ばらいセンター」建設へ
今回は下から2番目の考古学的報告を紹介する。
◎イスラエル、ネゲブ砂漠の貴重な初期古代モスクを公開 【CJC】イスラエル考古学庁(IAA)は6月22日、イスラエル南部、ベドウィンの都市ラハトで発見された古代モスクを公開した。古代遺物担当官は、このモスクは現場の周辺地域がキリスト教からイスラム教へと変移した過程を浮き彫りにするものだと述べた。ラハト発AFP通信によって紹介する。 IAAは声明で、1200年以上前のものと考えられるこのモスクの遺構は、ラハトで新たに土地を整備中に発見された、と述べた。 IAAによると、モスクはネゲブ砂漠に位置しており、「正方形の部屋とメッカの方向を向く壁」が含まれ、その壁には、南を指し示す半円形のくぼみが作られている。 IAAは3年前、この近くで同じ西暦7~8世紀に建てられたとみられる別のモスクを発掘している。今回見つかったモスクと合わせ、これら二つのイスラム教の礼拝場所の遺構は、「知られている中では世界最古の部類に入る」とした。 この地域のイスラム教支配は、7世紀前半に始まっている。□ 【付録】
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