同性愛者を好んで採用した英国王室:飛耳鳥目(24)

 今、見るともなく見ているBS1「世界のドキュメンタリー」の「執事の見たイギリス王室」で、エリザベス女王の母のエリザベス皇太后のエピソードで、彼女が多くの同性愛者をイギリス王室に使用人として雇用していた、という話が出てきて、初めて知ったのでちょっとビックリ(理由は娘たちのことを考えて、との由。2019/10/23:https://ameblo.jp/kyonroudge-kk/entry-12538405020.html)。ま、中国での宦官に類似した現象なのであろう。むしろ忠誠心や細やかさで、取り澄ました宮廷儀礼の執行にはマッチョな男性よりも適していたのであろう。

 試しにウィキペディアを見てみると「1970年代に保守党の首相が、同性愛者を雇用しないようにエリザベスに勧告したときには、彼らがいなくなったら「セルフサービスしろとでも言うのかしら」と撥ねつけている」なる文があった。なので、その筋ではよく知られていることだったようだ。しかし英国王室の自称研究者たちはこういうこと知ってても書かないのだろう、たぶん。こっちも忖度の世界。

 番組では、同性愛者にとって王室は安全な職場だった、ともコメントしていた。給料は安かったらしいが。ま、何でもありのイギリスらしい話ではある。

【追伸】こんな情報もすでにあった:記事日付:2018/06/20。https://www.outjapan.co.jp/lgbtcolumn_news/news/2018/6/7.html

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