医者に行くと薬を4週間分しかくれない。4×7=28日分なので、一ヶ月30日とか31日には日足らずである。
毎月一回薬をもらうために近所の医者に行く。毎回のことであるが、特に血液検査と尿検査された翌月はちょっと気が重い(実はもうなれてしまったので、はっきり言うとそう気にしていない)。私の場合、ガンマGTや中性脂肪の数値が基準を常に超えているのだ。で、たんびに「お酒は」とか「一日30分は散歩してください」と言われるわけだ。現役の時はよく酒は飲んでいたが、リタイアしてからは別に飲みたくもなくなった(それだけ昔はストレスあったということだろう)。今は人と会ったとき飲むくらいなので平均ならして三か月に一回くらいなのだが(飲むときはついつい牛飲しちゃうわけだが)、これは医者には決してご理解いただけないようで、毎回尋問されている。ま、肥満が関係しての数値と私は認識している。
肥満対策は運動と節食であることは知ってはいる。実は散歩もほとんどしていない。昔はしていたときもあったが、最近は近所の歩いて1,2分のスーパーに行くだけでぜいぜい状態。歩いて数分の床屋や10分の眼科に行くときは途中で休憩しようかどうしようかといつも悩みながら、休憩せずによたよたよろめき歩いている。先日めずらしく連続して二日間四谷に出たり、練馬まで歩いてみたのだが、その後がひどかった。何もやる気にならないのだ。それで続かない。私の場合、パソコンの前に坐って検索とかレジメ作りするのが今の仕事であるが、だから気力が湧かなくなったら困るのである。逆に言うと、運動しないで坐っていればまず安泰なのだ。
節食関係では「間食やめなきゃ」と妻に言われなくてもわかっているのだが、これも一昨日やめてみたら、やっぱり気力が湧かなかった。試しに最近こういう場合常用している沖縄黒糖関係の飴なんかを食したら、やる気になった。どうやら私にとっての疲労回復剤、結局体に悪いので麻薬である。体に悪いことは百も承知で、だけどちょっと疲れたときにそういうものを口にすることで若干先に進めるから、懲りもせず食べている自分がいる。そのうえ最近は食事した後、テレビの前の指定席の椅子に座って見るともなしにいつもながら見ながらうたた寝するのが習慣になって、ま、それで一眠りした後、少しだけ作業を進めることできるのが、常態になっている。
先日、先輩研究者に久々お会いする機会があった。先輩はたぶん85歳くらいだが、これまでとちがって歩行が本当によちよち歩きになっていたので驚いた。タクシーに乗るのもエスカレータで乗り降りするのも危なっかしくて見ておれない。転ばれたらことなので、脇の下に腕を入れて支えてしまった。そのときの連れによると昨年暮れにお会いした時はそんなことなかったそうで、その後奥さまが施設に入られたことが大きいのではとの話だった。記憶力減退によるのだろうが、会話もなかなか成立しない。私も数年後生きておればの話だが、このままだとそうなるのは明らかだ。
限られた残りの人生で、たいしたことやってるわけではないが、ちょっとでも作業を先に進めることを優先するか、ぼけ対策のほうをとって節食と散歩に励むべきか。悩むことなくたぶん前者を採るのはわかっているが、認知症になるまで生きておりたくはない、とつくづく思う。すでに日に8回以上の頻尿であるし、ときに洩れたりしている現実があるし・・・。我が末路にはいかなる状況が待ち受けているのか・・・。他人様の世話にはなりたくないのだが。
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